おじさんだってパーカを着ていいんです！ ただし着こなし方にご注意を

年齢で着る服を決めるなんてナンセンス。着たい服があるなら、他人の意見なんて気にせず自由に楽しんでいいんです！ とはいえ、歳相応の着こなしテクニックがあるのも事実。つまり、どうせ着るならお洒落に見せましょうってワケです。

で、昨今話題になったおじさんパーカですが、確かに10代の若者と同じコーデにしちゃうと、若造り感が出てしまうのは否めません。そこで活用したいのが、ジャケットONです。ブルゾンといったカジュアルアウターと合わせることが悪いわけではないのですが、より大人に見せるならジャケットはやっぱり頼りになります。パーカのスポーツ感を抑制してくれますからね。今回はそんなジャケパーカの3段活用方法をお教えしましょう！

パーカはパーカでも、こんなカシミア100%のニットパーカとなれば、それだけでも十分若者との差別化に。今回は、そこにリネンのヘリンボーン織りジャケットを羽織ることで、さらに品良く見えるってヤリクチです。それらの品のあるナチュラルな風合いは、オリーブグリーンのカーゴパンツさえも洗練された印象に。とはいえカジュアル度の強いパンツだけに、足元はビットローファーでリッチ感を。

スポーティであることが、すべて悪いわけではないんです。大切なのはスポーティでありながらラグジュアリーに見えるかどうか。その点、マリンカラーは実に有効な色使いです。コットンにカシミアなどをブレンドした白パーカに、カシミア100%の紺ブレをON。上質な素材とジャケット、そしてマリンカラーによって、さわやかリッチなコーデが完成します。

お洒落感を演出する上で有効なテクニックが、色を合わせること。スポーティなジップアップパーカとクラシカルなチェック柄ジャケットも、この手法を使えばなじませることが可能です。コットンブレンドのジップアップパーカはグレージュ、ジャケットはブラウンチェック。パンツやシューズも含めて茶系で統一することで、パーカも断然シックで大人顔にまとまるって寸法です。