旬なチェックアウターを大人が着こなす正しい方法とは？

春シーズンになると、明るい色を着たくなりますよね。でも、チェック柄で明るい色や多色使いを選んでしまうと、ポップさがイッキに強まってしまうことも……。まぁ、派手なチェック柄で春をとことん満喫することが悪いわけではないんですが、もっとシックに、より大人っぽく着こなしたいなら色選びが重要なんです。

ポップに見えないチェックの代表といえば、同系色によるトーンonトーンのチェック。例えば、ベースがブラウンでベージュやクリームのチェック、ベースがグレーでブラックとホワイトのチェックとかね。例え同系色でなくとも、3色までなら比較的落ち着いて見えます。

コーディネートにおいてもポイントがあって、他のアイテムをシンプル&ベーシックにまとめること。そうすることで、品良く見せつつもチェックアウターが引き立つってワケです。着用するアイテムが減ってくる春コーデにおいて、チェック柄はアクセントとして実に使えるアイテム。それだけに、上手に取り入れましょう！

コットンの軽やかな風合いから漂う春らしい雰囲気をチェック柄が後押し。ショートブルゾンとあってスポーティさも加味しますが、落ち着いたトーンのマドラスチェックが品良く見せてくれます。オフホワイトのパンツやシューズ、そして白Tシャツとトーンonトーンでまとめれば、シンプルにしてちゃんとキモのあるコーデに。チェック柄にさり気なくあしらった「FF」ロゴも、その要因です。

コットン100%のヘビーネル地に乗せたバーバリーチェック。ライトベージュをベースに、ブラックとさわやかなグリーンのチェックをあしらっています。チェックが大柄とあって華やかさがありますが、グリーンのチェックが細ラインとあって意外に主張は控えめ。遊びが効きすぎません。

チェック柄とブラック無地のリバーシブルになったジップアップフーディ。大柄のチェックでもファンシーに見えないのは、見てのとおりモノトーンであること、そして素材がコットンにシルクをブレンドしているから。ブラック無地を表にして、チェックのチラ見せもアリです。

90年代ストリートを想起させる、チェックシャツとスウェットフーディのフェイクレイヤードデザイン。両胸のパッチ&フラップポケットが実にアメカジ的ですが、フードにはロゴがプリントされラグジュアリー感をしっかりとアピール。一枚でサマになるアイテムとはまさにこのこと。