Tシャツがお洒落になる夏小物４選 【ルイ・ヴィトン、グッチ、プラダ、ディオール】

今シーズンも勢いが衰えることのない、ラグジュアリー×ストリートの潮流。LEON世代には馴染深い90年代ストリート人気も健在です。とはいえ、全身でストリート感をアピールするのは難あり。特に夏コーデはアイテム数が少ないだけに、トップスとショーツに加えて足元もスニーカーでガチガチのストリートにまとめると、やっぱり子どもっぽく見えてしまいます。そうならないために、夏の大人ストリートはかぶり物などの小物で演出するのが良策です。

大人ならキャップよりハットタイプの方がスタイルを選ばずコーディネートしやすいかと。なかでも今夏のおすすめはバケットハット。バケットとはいわゆるバケツを逆さにしたような形のハットのこと。プリムが短く下がっているのが特徴です。

80年代ヒップホップからの流れで人気を集め、90年代ストリートにおけるアイコン的アイテムとなっただけに、これ一発でストリート感を楽しめます。実は今年、ラグジュアリーブランドからのリリースが豊富。大人ストリートをあくまでラグジュアリーに楽しみつつ、日射病対策も兼ねられるとあれば、一石三鳥ですよね。

光沢感の強いナイロン製のバケットハットには、モノグラム・パターンとカモフラージュ・パターンをプリント。さらに、ストラップにはモノグラム・キャンバスを採用するなど、ラグジュアリー×ストリートをまさに体現しています。ストラップは結ぶも良し、垂らすも良し。夏らしく遊び心のあるアクセントになってくれます。

光沢が強めではありますが、一見するとシンプルなブラウンワントーンのバケットハット。しかし、そのストラップからチラ見えしている通り、こちらはGGキャンバスとのリバーシブルになっています。よく見れば、ブラウン側のサイドには小ぶりのメタル製ダブルGモチーフも。

こちらがリバーシブルのもう一方。どちらの側にかぶっても、ストラップが使えるよう工夫されています。そのストラップのエンドパーツにはゴールドカラーを配色。GGキャンバス側だと、ラグジュアリー感を強めに主張できます。

プラダといえばお馴染みの、高級感あるブラックナイロンを採用。今シーズン、バケットハットを多く揃える同ブランドですが、中でもストリート感でいえばこちらが筆頭。なにせ、ロゴがラバーになっていますから。ハイコントラストな配色と共に、夏らしさを示すアイキャッチとなってくれます。

モノトーンでも存在感が強い、グラフィカルなロゴ使い。様々なデザインを組み合わせたストリート感満載の仕上がりは、さすがステューシー創業者ショーン・ステューシーとのコラボとなる“ディオール&ショーン”です。光沢シルバー糸で刺繍されたフロントのロゴも、大人ストリート感を盛り上げてくれます。