【すでに品薄！】ディオール×ステューシー、奇跡のコラボはこの5つ

80〜90年代に一世を風靡したグラフィティアートなどのストリートカルチャーに加え、スケート、サーフといったユースカルチャーはここ数年多くのビッグメゾンが再注目し、コレクションにその要素を取り入れています。

なかでも、フォール 2020 メンズ コレクションでディオールが披露したのは、かのショーン・ステューシーとのコラボレーション。ファッション好きなら誰もが知るグラフィカルなタッチで、歴史あるロゴや象徴的な“BEE”のモチーフなどを描いたプリントや刺繍はかなり衝撃的で、大きな話題となっています。

特に、リアルタイムで彼のデザインやアートを身に纏っていたという原体験のある大人にとっては、圧倒的な親近感が沸くのではないでしょうか。どこか懐かしく新鮮、しかも、メゾン史上でも稀ともいえるこのデザインの面白さを、ショーンの偉大さもわかった上で、さりげなくコーディネイトに取り入れるのは粋ってもんです。

メゾンの個性とストリート由来の個性が、これだけ見事に調和しているのは、メンズ アーティスティック ディレクター、キム・ジョーンズの為せる技ですが、こんなアイデアが実現するのは、おそらく最初で最後かと。

そんな特別感も手伝って、ウェアから小物まで、現在どれもが品薄状態。ゆえに、夏が終わる前に必ずや手に入れておきたい傑作を厳選してピックアップしてみました。

いまどき感満点のゆったりフィットのオープンカラーシャツは、シルクツイル仕様ゆえ、上品でなめらかな肌触りが持ち味。メゾンのコードである“FLOWER”と“DIOR”ロゴをオマージュしつつ、ショーンが得意とするウェーブ（波）やボダニカルといったサーフカルチャーを想起させるモチーフが目を引きます。サイケデリックな印象ながらモノトーンですから、悪目立ちしないのもポイントです。

日本のデニム生地を使いイタリアにて製品染めで仕上げたデニムシャツ。身幅をゆったりと採ったクラシックかつトレンドを網羅したシルエットもさすがですが、最大のポイントは、背中に陣取った“BEE”のエンブレム。手書き風のスカルアレンジは、ショーンならではのアプローチです。同じく胸に入った“DiOR”ロゴ刺繍も味わいがあってデニムの風合いにマッチします。袖口や内ポケットにはセルビッジデニムを使用しているのも見逃せません。

グレインドカーフスキンを使用したアイコニックな“ローラー”バッグには、“DIOR AND SHAWN”のシグネチャーがプリントされています。コンパクトながら容量はしっかりありますから、ガジェットや必需品を入れて持ち歩くには理想的ですし、プリントがコーディネイトにアクセントになってくれます。“CHRISTIAN DIOR”ネームをあしらったナイロンジャカードのストラップが付属します。

バッグなどでもおなじみの“ディオール オブリーク”のモチーフをクリア素材のメッシュアッパーにプリントした話題のスニーカー“B23”。サイドに配された“DIOR AND SHAWN ”の刺繍入り“BEE”パッチがスペシャル感を演出しています。ソールにあしらった手書き風のロゴもストリートエッセンスを感じさせます。ハイカットながらシルエットはシャープですから、スリムなパンツにも難なく合わせられます。

スカルとクロスボーンをあしらい、再解釈したクラシックな“BEE”は、今回のコラボを象徴するものの一つです。そのキーホルダーは、今回のスペシャルコラボを端的に表現するものとして、コレクターズアイテム化するに違いありません。ちなみに鮮やかなグリーンとイエローは、マイアミビーチのアール デコ建築からインスピレーションを得ているとのこと。ちらりと見えるだけでもインパクトがありますよ。