秋の装いには究極、このインナーがあればいい

夏から秋への季節の変わり目、皆さんお洒落はどうしていますか？ もちろん、夏の装いの上に一枚羽織るというのが定石ですが、意外に何を羽織るか悩みますよね。願わくはソレ一枚でスタイルがキマるアイテムが欲しい、というのが本音かと。そこでご紹介したいのが白無地長袖のヘンリーネックカットソーです。

あっ、その手があったか、と思わずひざを打った方も多いはず。そう、半袖ヘンリーをよく着る人にとっても長袖は意外や盲点。でもコレが、夏から秋へのブリッジとしてすこぶる有効なのですよ。こなしの基本は白シャツ感覚で素肌に一枚纏うだけ。それだけで、白シャツにはないリラックス感とTシャツにはない季節感が手に入ります。

加えて、その装いには、ちょっと気だるいオトコの色気ともいうべき不良そな薫りが漂うのです。そんな願ってもないアイテム、使わない手はありませんよね。しかもコレ、若者よりも断然オヤジに似合いますから。

長袖のヘンリーネックは、言わば白Tと白シャツのいいとこ取りができるアイテム。だから、選びは白無地が絶対条件。そのうえで、特有のヌケ感とオトコらしさが際立つ、タフなプラケット付きのちょいユルな一枚をどうぞ。

極めて上質なコットン100％素材を用いた、極細リブ編みの長袖ヘンリーネック。ほどよいゆとりを備えたクラシックフィットと、とろけるように柔らかな肌触りが魅力。また内側にリボンテープを仕込んだ長めのプラケットが、遠目からもしっかり際立つ首元の存在感を約束します。

(1)汎用性抜群の白無地
長袖ヘンリーは、白シャツ代わりに使うことで、白シャツにはないヌケ感を醸し出せるアイテム。なので、選びは白無地一択、となります。

(2)ほどユルのシルエット
元来ワークシーンに縁の深い長袖ヘンリーゆえ、タイトになると無骨すぎる印象に。だからシルエットは、ちょいユルめが正解です。

(3)存在感あるプラケット
ヘンリーの顔たるプラケットは存在感あるガッチリとした作りのものを選びましょう。ディテールはむしろ持ち前のタフさを生かすのです。

白の長袖ヘンリーは、洗いざらしの白シャツ代わりと考えましょう。なので、こなしは一枚でサラッと、が基本。そうすることでむしろ、白シャツにはない脱力感が際立つのです。当然、白シャツ代わりゆえ、グレスラからデニムまでどんな定番ボトムスにもハマります。

ムラ感のあるスラブ糸ならではの涼やかな表情が特徴のヘンリーネック。伸縮性に富んだ快適な着心地と短めのプラケットが生む独特の襟ぐりがポイントです。