【鉄板】大人のレザーアウターは脱ハード！やんちゃなのに上品が正解です

レザー好きにとって、秋はベストシーズン。夏の湿気によるカビ問題を乗り越え、ようやく袖を通せることを喜んでいることでしょう。長年着込んで味が出た分厚いレザーは、確かに魅力的です。しかし、一方で重くて堅いからと敬遠する人も。そんな人にご提案。大人はもっと気楽にレザーを楽しんでいいんです。

今回ピックアップしたのは、見た目にはレザーらしい男らしさを楽しめつつも、着心地は軽くて柔らかなアウターです。ポイントは、レザーの種類。すべてラムレザー製です。

ラムレザーは羊の革のことで、軽く薄く、そして柔らかく表面が滑らかなのが特徴。厳密にいえば同じレザーでも厚みや鞣し方法によって質感は変わるのですが、一般的にレザーアウターにラムレザーが使われている場合は、前述の性質を満喫できる革質に仕上げられているものがほとんとです。

そんなラムレザーなら、肩凝りや窮屈感を強いられることなく、レザーアウターを楽しむことができます。レザーは堅くで頑丈だけが魅力じゃないってこと。男も一緒。頑固な男より、優しくて柔軟性のある男の方がモテますからね。

シンプルなデザインにより、ライダースながら無骨さを感じさせずスタイリッシュに着こなせるのがシングルの魅力です。こちらの一着も、モデル名こそレーシングと名乗りながら、実にミニマル。存在感のあるストライプパンツもしっくりハマります。英国ブランドらしいコンパクトなシルエットですが、柔らかなラムレザーなので着心地は軽やかです。

アイコニックなダブルジップデザインに、ディーゼルらしさが漂うこちら。裾にはダブルベルトを採用するなどダブルライダースらしい無骨さを匂わせますが、レザーは柔らかなラム。ゆったりとしたシルエットと共に、意外にも肩の力が抜けた雰囲気を楽しむことが出来ます。

イタリア発大人のラグジュアリーレザーの使い手からは、シングルライダースのJURI（ユリ）をご紹介。レザーはラム。光沢感を強めた仕上げにより、シンプルにして色気のある表情を楽しませてくれます。パーツ類をブラックで統一している点も、都会的な印象を後押しします。

アニリン仕上げにより、ラムレザーならではの柔らかさに加えて、美しい艶感を演出。ジップアップフーディにすることで、昨今トレンドのスポーツ&ストリートなコーデにマッチする一着に仕上がっています。ラグラン部分やアームのラインデザインも、スポーティな印象をアピールします。

フードはジップによるデタッチャブル仕様に。外せばシングルライダースとして着られます。ジップは高級感あるガンメタリックカラーに。裾にはドローコードも。