ちょい盛りくらいが丁度いい！ モテるスーツの遊び方とは？

英国クラシックトレンドが続くスーツ事情。とはいえ、一方でハイテク素材を使ったスーツも人気を集めるなど、スーツに対する意識がガラリと変わりつつもあります。

つまり、スーツはこうあるべき、という原則論に縛られることなく、遊び心を盛ってもいいってことです。しかし、あまりに盛り過ぎると、大人の遊び心というよりは遊び人な印象に。そこで大切なのがメリハリです。

スーツ自体は英国クラシック然り、正統派なものを選ぶこと。そして、手元にアクセサリーを合わせ、Vゾーンには柄ストールを、そして紳士靴ではなくブーツを合わせるなど、小物と足元によって遊び感を加味するんです。

ベースが紳士然としている分、効果はむしろ引き立つというもの。大人の“盛り”は、そんな駆け引きが重要なんです。

スーツはクラシックに、でも手元ではちらりと男の色気を。クラシックとラグジュアリーは一見相反していそうですが、ジュエリーで匂わせるならむしろアクセント効果は抜群です。とはいえ、あまりに存在感が強いといやらしく見えてしまいます。サイズが小さく、悪目立ちしないピンキーがベスト。ブシュロンの「キャトル」のように、イエローゴールドにダイヤモンドを組み合わせたラグジュアリーなリングも、ピンキーならスーツでもこなれて見えますよ。

スーツスタイルにおいて、それも秋冬シーズンにおいてストールを合わせるのはいわば常套手段。ビシッとキメたスーツに対して、ストールの柔らかなドレープ感がメリハリを強調します。さらに一歩踏み込んで、柄を効かせるとより遊び感あり。その際、いっそネクタイを外すのもオススメ。大人の色気と余裕を示すと同時に、ストールの柄の自由度も高まります。

スニーカー人気が続く中、そろそろブーツが履きたくなってきた。そんな人、結構多いはずです。なにせ、今秋冬はブーツが豊作。そんな潮目の変化を、スーツで楽しんでみるのも一興です。そもそもスーツに合わせるドレスブーツがありますが、より盛り感を楽しむならこんなトレッキングブーツもありかと。ただし、チグハグに見えないよう色みの同調、素材は上質なレザーで。