大人なオトコのアクセは、あそこだけは許されていた!?

ネックレスやブレスレットといったアクセサリーは、確かにスーツには不似合いな場合もあります。派手さが強いですからね。でも、マリッジリング然り、リングだけは治外法権的に認められています。とはいえ、ゴツいデザインや大きな石を使ったものは避けるのが無難。ましてやマリッジリングと併用するなら、小指に付ける小さなピンキーリングに留めておきたいものです。

サイズは小さくとも、意外に存在感が大きいのがピンキーリングの魅力。そもそもは幸運を呼び込む意味がありますが、男女関係においても色々と意味を含む指だけに、色気を演出することも。ならばもう一歩踏み込んで、仕上げのニュアンスや地金の色、悪目立ちしない石使いで、ちょい盛りしてみてはいかがでしょうか。

緊張度の高いビジネスシーンにおいても馴染んでくれる、シンプルなデザイン。それでいて、素材はラグジュアリーなプラチナ。そしてミラー仕上げとサテン仕上げのコンビ、さらに創始者ハリー・ウィンストンのサインとダイヤモンドのワンポイントが、さり気なくも存在感を主張してくれます。

色でも石でもなく、メタルに施されたファセットがもたらす光の反射によって存在感を示す。こんなモダンなピンキーこそ、まさに大人の男に相応しいデザインです。素材はホワイトゴールド。あからさまなアピールを控えた、これぞ質で勝負できるピンキーリングです。

どちらかといえば、色気にバランスを置きたい。そんな時は、ピンクゴールドがオススメ。サイズが大きくなるとどうしても色気が強くなり過ぎますが、ピンキーなら滲ませる程度に収まります。ダイヤモンドをインレイしたユニークなレイヤードデザインも、正面から見ればシンプルに留めています。

職人への敬意を示した「ティファニー 1837 メイカーズ」は、飾り気のないデザインが大人の男性に相応しいと評判のコレクション。確かに、ロゴとホールマークのみを記したそのシンプルに削ぎ落としたルックスは、比較的主張の強いイエローゴールドでもさり気なさを以って楽しめます。