注目の最新スニーカーといえば、この５ブランド

いまやスニーカートレンドはスポーツブランドだけでなく、ラグジュアリーブランドも負けてはいません。そもそもダッド系スニーカーのトレンドをリードしたのはメゾン系ですし、むしろデザインや素材使いは、とにかく斬新。

以前のようにボリューミーなダッドフォルムのブームは落ち着きましたが、先進的なデザイン性はさらに進化しています。

モノクロだったりシックな配色でも最新素材に大胆なあしらいがされていたり、クラシックな素材使いでも、「え、これやっちゃう!?」的な加工や技法で、新しいスニーカーの世界が拓けています。

それでいてシンプルカラーの大胆デザインや、派手色でもシンプルフォルムといったようにコーディネートしやすいように作られているのはメゾン系ラグジュアリーブランドならではのファッション性があってこそ。

シンプルなスタイリングにワンポイントで合わせれば、足元でキラリと光って「おっ!」と二度見されるはずです。

シリーズとなっている"B23"ハイトップスニーカーの最新作は、ブラック＆ホワイトになったことでメゾンの象徴でもある「ディオールオブリーク」が引き立つデザインになりました。トゥガードやヒールカウンターのラバーテープもクラシックなバスケットシューズのエレメントを踏襲しているのに、このクリアラバーのパネルデザインはなんとも未来的というハイブリッド感覚。つまりコーデしやすくて、目立てるってこと間違いナシ！

ローカットのベーシックスニーカーは「エンブロイダリー スニーカー “コート クラシックSL/06”」。キャンバスとレザーのコンビネーションに、アッパーは、キャンバスのところどころにダメージ加工がされていて、ソールのラバーには履き込んだ風の加工がされているなど、かなりヴィンテージ感を意識したデザインがソソられます。サイドのブランド名がプリントではなく刺繍というところも、泣けるポイントです。

毎度大胆なデザインで攻めてくる同メゾンのスニーカーですが、今季はなんとニットアッパー！　しかもローゲージ風にざっくり編まれたミックスカラーで、まるでセーターをスニーカーにしちゃったのかと思うほどのニット感が全面に押し出されています。どこぞのスポーツブランドがニットアッパーのスニーカーを作っても、こうはなりませんよね。ヒールカウンターのラバーエンボスロゴも、この迫力！

スエード＆スムースのコンビ使いでトリコロールカラーにしたクラシックスニーカー。サイドラインにホットスタンプロゴを入れ、ソールもアメゴム風。70年代を思わせるカラー＆スタイルをいまに蘇らせながら、けっして古クサく見えない仕上がりが秀逸です。トッズのアイコンでもあるペブルソールの突起をヒールカウンターにあしらってる点もお見逃しなく！

今シーズンのキーカラーの一つとなっている鮮やかなバイオレットカラーが目を引きますが、スエードにエンボス加工されているアッパーが、よく見るとエトロのシグネチャーのペイズリー模様ってところがラグジュアリーな雰囲気を醸しています。ちなみにアウトソールもペイズリー柄が施されていますから、まさにペイズリー全開。ワンポイントで利かせるのが、コーディネートのポイントかと。