2021.01.15
いまの気分で選ぶ、大人なコートの条件
いまからコートを手に入れるなら、トレンドど真ん中かつ、汎用性の高いゆったりボディの一着が正解です。なんだか着こなし方が難しそうと思われるかもしれませんが、外出時はこれ一着だけで中のコーデに悩む必要ナシ! この冬以降、エース級の活躍を見せてくれるんです。
- CREDIT :
写真/鈴木泰之(Studio log) スタイリング/小野塚雅之 文/池田保行(04)
イマドキ感と着こなしやすさがピカイチなんです
しかも、できればトレンドを加味しつつも、着こなしの幅が広くて、いざという時に重宝するものがいいんじゃないかなと。そうなると、選びのキーワードは「ゆったりボディ」。
で、それってどんなのかというと、まずただサイズが大きいというわけじゃないってのがキモ。サイズは合っているのに肩のラインが落ちていたり、身幅が広めにとられていたりと、計算された大きめシルエットのことなんですよね。
着慣れていないサイズ感に、はじめは少々落ち着かないかもしれませんが、クラシックコートのように「中に着るジャケットやニットのサイズ感を注意しないとパツパツで動きにくい……」、などと考える必要はありません。
コート一着でサマになるうえ、なんといってもインに着る服を選ばないのが実は大人におすすめする理由。薄手のダウン、モコモコニット、Gジャン、ウールのジャケットetc.……、何をインナーに持ってきてもシルエットが崩れませんし、前を全開で着れば、自分なりの重ね着を披露する楽しみも広がります。
いちいちコーデに悩む必要もありませんし、いつもの着こなしを変えたい時の救世主として、クローゼットに備えておいてソンはありませんよ。
◆ ジョルジオ アルマーニ
ルーズ&着丈ロングな80年代シルエット
![](https://assets-www.leon.jp/image/2020/12/21064540421729/1600/COAT_ARMANI_01.jpg)
当時と違うところがあるとしたら、ラグランスリーブでゆったりと肩をドロップしているところと、シェトランドウールが当時より遥かに希少なものとなっているところでしょうか。ライニングも素晴らしくラグジュアリーなので↓をご覧ください。
![](https://assets-www.leon.jp/image/2020/12/21064549792873/1600/COAT_ARMANI_02.jpg)
◆ ランバン
今風ポンチョな見た目のビッグシルエット
![](https://assets-www.leon.jp/image/2020/12/21064626590459/1600/COAT_LANVIN.jpg)
たっぷりとした身幅からドロップするショルダーは、まるでポンチョのようなシルエット。インナーを選ばない着方ができそうです。
◆ ディースクエアード
古着好きにもウケるカスタムデザイン
![](https://assets-www.leon.jp/image/2020/11/04013014894264/0/COAT_D2_03.jpg)
タッターソール風のチェック柄を使ったクラシックな表情に、こういう遊び心、カスタム感があったり、古着風だったりして、モード系だけじゃなくてアメカジや古着好きにも支持されそうです。
![](https://assets-www.leon.jp/image/2020/11/04013018550066/0/COAT_D2_04.jpg)
■ お問い合わせ
コロネット(ランバン) 05-5216-6518
ジョルジオ アルマーニ ジャパン 03-6274-7070
ディースクエアード 東京 03-3573-5731