週末×郊外×「コーデュロイスーツ」で女子の妄想が膨らむ、説

何かとストレスのかかる現代、女のコだって時には自然の中でリラックスしたいと思っています。でもおそらくオヤジさんがお近づきになりたい都会派の女子たちが求めているのはガチのアウトドア体験ではなく、ライトな癒し。そうなると誘うオヤジの装いも、本気のアウトドアウエアとならないのは明白です。では、そんなイマドキ女子との郊外デートでは何を着ていくべきか。その答えは、リッチな郊外デートに連れて行ってくれそう♥と、妄想膨らむ、コーデュロイスーツが正解です。

CREDIT :: 写真／人物・黒沼諭（aosora）、静物・蜂谷哲実（hachiya studio）　スタイリング／四方章敬、久修一郎　ヘア／Tomo Tamura（Perle Management）　メイク／Ken Nakano　文／竹内虎之介（シティライツ）

例えば週末、自然豊かな郊外ドライブデートに、何を着て行きますか？

ここでイマドキ女子が大人の男に期待するのは、ガチのアウトドア体験ではなく、都会では味わえない癒しと、ラグジュアリーな非日常。だから、郊外での食事だって素敵なレストランが良いし、もしかしたら夕方都心へ戻ってのドラマな展開♥も、なぁんて妄想しているわけ。

だから何があっても良いように、やっぱりスーツが正解。でも、ここで気張ったスーツでは女のコもリラックスできませんから、選びは見ても触れてもホッとさせる効果のあるコーデュロイ、となるのです。

おまけにコーデュロイはもともと、ルイ14世が優れた保温性と上品に見えるという理由で、宮廷庭師たちの制服に採用した素材。そんな出自からも、郊外ドライブにはうってつけというわけです。

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【解答】

「アースカラー」なら自然から都心までフルカバー

コーデュロイスーツで大切なのは、ウネより色。自然に溶け込みつつリラックス感を強調するアースカラーが正解です。こういうスーツをさらっと着こなしていると、都心に生活拠点がありつつリッチな郊外生活も板に付いた、フィールドの広〜いオヤジに見えるのですよ。

土や枯れ葉を思わせるマスタードイエロー

構築感のある英国的シルエットながら、柔らかなテーラーリングで仕上げられたマスタードイエローのメイドトゥメジャースーツ。太畝コーデュロイをあえてスーツに仕立てた一着が、エレガントな休日スタイルを約束します。

乾いた砂や木の肌を想起させるベージュ

カントリー調の太畝にして強い光沢を湛えた、高級感溢れるコーデュロイを用いた一着。ウエストをシェイプし、胸のボリュームを強調したジャケットが、大人っぽくてセクシーな印象を演出します。

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雲や岩にも通じる大人の色・グレー

ジャケット4万5000円、パンツ1万9000円／ともにトミーヒルフィガー（トミーヒルフィガーカスタマーサービス）

細畝コーデュロイ素材を用いたスリムシルエットのジャケットと、共地のスリムフィットパンツのセットアップ。シックでモダン、かつ上品なぬくもりを感じさせる一着です。

2020年12月号より
※掲載商品はすべて税抜き価格です

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