空の上では「カシミアスーツ」が名刺代わり、説

「ご搭乗ありがとうございます。お上着をお預かりいたします」「ありがとう、じゃあこれを」。ファーストクラスで繰り広げられる何気ないやりとり。傍目にはジャケットのやりとりですが、そこはモテるオヤジと目の肥えた客室乗務員。

この一瞬の間にやりとりされている（したいと思っている）のは、上着だけではありません。そう、乗務員はゲストの趣味嗜好を知りたいし、オヤジは上客であるという印象を与えたいと、それぞれの思惑が裏側にある。

そんな時にオヤジが差し出すべきなのが、カシミアのジャケット。というのも、乗務員は聞かずともその人にとって最良のサービスを提供する、いわば“人を見る職業”。

そこを逆手にとり、とろける風合いのカシミアジャケットを渡せば、社会的地位だけをアピールする名刺よりもはるかに、ほかの客とは違うことが伝わります。そうすれば、その後の接客もどうしたって意識してしまう。う〜ん、やっぱりヤラシーなぁ、オヤジって♪

カシミア100％のスーツを出張の際にサラリと着こなせば、自身の価値観やライフスタイルをうっすらと表現することができますよね。より繊細なベビーカシミアだったりすると、さらにアピール力が高まりますよ。

ベビーカシミア100％のスーツは、しっとりと濡れたような光沢が備わっており、手にすれば「え？」となるほどに官能的。これなら、なぜか気になるお客様、になれます。

ジャケットは男らしい幅広ラペルのダブル仕立て。見た目には貫録があるのに、着心地はとっても軽やかでエアリー。優しく肌を包み込むようなとろけるカシミアの風合いと、さり気なくも上品な光沢がオヤジの色気を際立たせてくれるのです。