頼れる男は「胸板が厚く見えるスーツ」説

頼りがいとひと言でいっても、そこには精神的な面と肉体的な面があります。なら当然、両方欲しいですよね。ということで、どちらも得られる要所の選びを。

まず肉体的、つまり外見ですが、これはやはり強さやたくましさに尽きます。で、それを端的に感じさせるパーツが、鍛え抜かれた分厚い胸板。しかし頑張って鍛えましょうとは申しません。アナタはただ、「デカピークド」のスーツを着れば良いのです。

なぜなら、胸板に広範囲にのるラペルによって“胸板が厚い”と錯覚させてくれるから。さらに胸を張っている＝自信に溢れているようにも見える。ゆえに、ラペル幅を増量するだけで肉体的、精神的どちらも頼れる男になれるというわけです。

立体的なスーツの胸周りを強調し胸板をもっとも分厚く見せてくれるのがワイドピークドラペルのスーツ。お散歩やカウンターなど、対面より横並びが多いデートでその効果は最大限に発揮されるのです。

横を歩く彼女が、ふと目線を落としたアナタの胸が張っている＝自信があるように見えるため、肉体的にも精神的も頼りがいのある男に見える。密かに胸元に熱い視線を送っているのは、男だけではないってことです。タイもディンプルを入れてグッと浮き上がらせれば、ボリューム感が出て胸厚効果がよりアップしますよ。

デカピークドラペルはボタンを閉じると胸を張って堂々と見えますが、外すと途端にリラックスした余裕のある雰囲気に。こうした大きな印象の差をTPOに合わせて使い分けられるのも利点なんです。ダブルの場合は前合わせの浅いものを選ぶと、ボタン外しがクールにキマりますよ。