光って柔らかいネクタイはスーツが高そ！に見える、説

高額なものを身につけていると、やっぱりリッチに見えますよね。スーツにも高級素材を用いた高額なものはありますが、よほどスーツに精通していない限り、これがなかなか伝わりにくい。

では、高額なことが誰にでもわかりやすく伝わるのは、どんなものか。その一例が、シルクやカシミアといった高級天然素材の共通点である、光沢があって柔らかいもの。華やかに視覚を刺激する光沢と、心地よい触感を想像させる柔らかさは、双方ともむしろ女性のほうが好む要素。

これらを取り入れれば、即女性に高そ、という印象を抱かせられるわけです。ならばスーツもシルクやカシミアで、というのもありですが、もっとわかりやすく、かつ効率良く、高そ、と思わせられる要所がありました。そう、それがネクタイなんです。

上質なシルクを用いたタイは、しなやかで美しい光沢を湛えますが、その艶と柔軟さをブーストするのがディンプル。リッチに見えるだけでなく、結び方が美しい＝お洒落への意識が高い＝きっとスーツも高額、といった想像まで抱かせられますよ。

上品なシャンパンゴールドにブラックのサークル柄が、なんともラグジュアリーなタイ。上質シルクによる光沢感も美しく、顔周りを明るく華やかに見せてくれます。どんな色のスーツとも好相性な点も◎。

スーツの1万円の差はおそらく誰も気がつきませんが、ネクタイの1万円の差って案外大きい。光沢と柔らかさを視覚化するディンプルは、ネクタイが上質でないと美しく入らないゆえ、クオリティは吟味すべきなのです。