いま、大人のカッコいいは、サステナブルなんです

リサイクル素材を筆頭に、“サステナブル”を意識したアイテムが各メゾンから続々と登場しています。“持続可能な”という意味をもったこの取り組みは、ファッション業界ではもはや当たり前なんですね。

しかも、メゾンのそれはデザイン面も納得の出来栄え。お洒落で環境にも良いなら、選ばない理由はないんじゃない？ ということで、今回は各メゾンからリリースされているサステナブルなアイテムをご紹介。

一味違った素材感やデザインは、サステナブルを意識したアイテムだからこそ出会えるのも醍醐味。人と被りたくない半歩先行く大人には、まさにぴったりなのです。

「それ、珍しいね」と言われたら、「ちょっと違うでしょ、実はこれサステナブルなんだ」と答えられるのもポイントかと。

デニム生地の素材であるコットンを栽培するために使われる農薬は、土壌汚染の要因に。「ディオール」の一本は、農薬や化学肥料を使わず有機栽培されたオーガニックコットンを採用した日本製のデニム生地を使用しています。

セルビッジデニムで、赤耳には“DIOR”のロゴテープが記されています。足元のアクセントがひと味違いますよ。

1997年に登場し、2018年にリローンチされた「プラダ リネア・ロッサ」。元々はラグジュアリー×スポーツを提案するコレクションで、そこに新たにサステナブルというテーマが加えられています。

このダウンでは、裏地にリサイクル素材を使用。昨今は再生ナイロンを使用した、Re-Nylonコレクションにもご注目あれ。

メゾンの中でも、早くからサステナブルに取り組んできた「ボッテガ・ヴェネタ」。この休日使いにぴったりなベルトバッグには、リサイクルナイロンのエコニールが使用されています。

遠目にはシンプルに見えますが、よく見るとジャカード織りでイントレチャートがしっかりデザインされています。

サステナブルはもはやファッションの主役。「R-EAリサイクリング エンポリオ アルマーニ」のR-EAフォールドジャケットは、そう言わんばかりのアイテムです。

メルトン生地に採用されたのは、リサイクルウール。注目は背中で、フェルトワッペンによるストレートかつ堂々たるメッセージが刻まれています。

シューズでサステナブルな素材使いを披露している「サルヴァトーレ フェラガモ」ですが、バッグにおいてもリサイクルナイロンを積極的に採用しているのをご存知でした？

こちら、プラスチックボトルから再生したもので、カーフレザーと組み合わせることでスポーティかつ上質なバックパックに仕上げています。イマドキなビジネスに使えつつ、SFロゴが休日ストリートにもハマります。