いま絶対に外せない「シン定番」機能系アウター、大人はこう着る！

アウトドアシェルを筆頭に、ハイスペックなアウターが人気を集めて久しい今日この頃。今では、都会での着用をはじめから想定した機能系アウターも豊富に揃い、もはやアウトドアシーンだけではなく、ビジネススタイルにおいても不可欠な存在となりました。

そんな中で周囲に「おっ、イイね！」と言わせるなら、巷から頭抜ける選びを心がけたいもの。そこで、今回ご紹介するのが派手色です。

一見オンオフ共にハードルが高そうですが、押さえるところを押さえておけばむしろ着こなしを華やかに際立たせてくれるんです。機能系アウターが当たり前になった今こそ、チャレンジする絶好の機会ですよ。

イタリア発の「ポール&シャーク」は、テクニカルファブリックを使った高級ウエアブランド。自前でヨットチームを持っているとあって、特にセーラー系のウエアには定評があります。

コチラは、生地に独自開発の特殊ポリエステル“タイフーン20000”を採用。高い防水性と防風性を備えます。ビビッドなイエローもまさに海上での視認性を確保しますが、セーラー系アウターならではの長丈は意外にも都会にマッチ。スーツのジャケットもしっかり隠れます。

ジャケットだけでなく、ヒップまでしっかりと隠れる丈は、スーツスタイルにおいて理想的。

もちろん、ハイテクファブリックや多ポケット使い、そしてフードはスーツに対してややスポーティですが、カジュアル化傾向にあるイマドキのビジネスシーンにおいては許容範囲でしょう。これから春にかけてライトカラーでまとめたくなるVゾーンと、その鮮やかな色がマッチしますしね。

また、「ポール＆シャーク」は自社チームが、国際ヨットレース「アメリカスカップ」の挑戦艇を決するヨット大会「ルイ・ヴィトン カップ」にも参戦するほどですから、知っている人からすればむしろラグジュアリーかと。

カジュアルにおいて、特に春シーズンに向けては、機能系アウターならではの鮮やかなイエローがお役立ちに。ブルゾン丈だとアクティブ感が強くなりますが、こんな長丈だと案外大人っぽくまとまってくれます。

とはいえ、色を複数使うと子どもっぽくなってしまうので、ジャージーやリブパンツでスポーティに合わせつつも、全体のトーンを抑えてシンプルにまとめるのが得策。なお、パンツもやや細身にすると、バランス良しです。