いま絶対に外せない「シン定番」機能系アウターの選び方

もはや機能素材がビジネススタイルにおいても浸透した昨今。カジュアルにおいては、なおのことです。これから春に向けては、軽さやストレッチ性、そして梅雨を見越した防水性といった機能が欲しくなりますが、大人としては単に機能が優れていれば良いワケではないのが現実。

アウトドアでならいざ知らず、街着として大人が着る以上は、都会的であるか、リッチ感があるかどうか、そして昨今はサステナブルという観点も気になるところです。

今回ピックしたのは、それらのバランスに優れた機能系アウター。お洒落と快適の両立こそが、イマドキな大人のアウター選びの新基準です。

機能系アウターの大人な着こなし方はコチラから

ガンパッチやエポレット、アンブレラヨークといったミリタリーが出自となるトレンチにおける王道ディテールを踏襲したシングルタイプのトレンチコートです。

フロントはボタン前立てとジップを配し防風性をしっかり確保し、生地は防水仕様でフードはデタッチャブルと、ミリタリーらしい実用機能を備えています。ダブルよりもスッキリした見た目もポイント。

「ムーレー」が設定するアクアプルーフのレベルが記されたタグ。傘が2つ記されていますが、1つだと撥水、2つだと防水、3つだと完全防水となります。

春に相応しい、鮮やかなオレンジカラーのアウター。「C.P. カンパニー」のアイコンであるゴーグル付きフードや大型のフラップポケットとともにアクティブな印象を与えますが、十八番のガーメントダイ（製品染め）がアウトドアのそれとは一線を画します。

生地も、薄手でかなり軽量なのに防水・防風を備えたハイテクファブリック。才色兼備とは、まさにこのことです。

ナイロン糸で織り上げた生地は、高い防水性と防風性を備え、しかも原料となるナイロンはリサイクル。高機能をサステナブルに叶えています。

機能的にしてアーバンなデザイン。まさしく、大人の機能系アウターの理想形を提案するココらしい、ミニマル顔のシェルです。「フェザーウェイト Re.タフタ フーディ」という名の通り、非常に軽い点が見どころ。

さらには撥水性やストレッチ性、パッカブル仕様も備え、なおかつ注目はRe.タフタという点。リサイクル素材を使用した、サステナブルアウターなんです。

ストレッチは4方向なので、実にノンストレス。背面には大きなジップポケットがレイアウトされていますが、ここにコンパクトにパッキングすることができます。

アーバンアウトドアの火付け役といえば、やっぱりココです。ゴアテックスを使用したハイパフォーマンスシェルでありながら、着丈を長くすることでジャケットがすっぽりと隠れるアーバンな顔つきに仕上げています。

ブラックワントーンや、アームのロゴがさりげない点も、大人の機能アウターとしてうれしい限りです。

防水透湿素材の“ゴアテックス”は、都市での風雨ならば完璧に対応。ライナーは繊維業界における持続可能性なサプライチェーンを経た製品に与えられるブルーサイン認定済みで、PFCフリー（過フッ素化合物類のことで、環境汚染の原因となる）の耐久撥水処理や、CO2排出を軽減するドープ染色を経たサステナブルな一面も見どころです。