こなれて見える、イマドキなVゾーンの作り方

リモート会議も板についてきた昨今ですが、緊張感のあるプレゼンの時の服装って迷いませんか？ ノータイでは浮ついた感じがするし、かといって自分の部屋でビシギメでいるのもヘンですし……。

大切なのはズバリ、ほどよい“テキトー”さ。キチッとしているのに気張って見えない、中庸の一点を突くのが正解です。そこで活用すべきは、セッテピエゲやフレスコなどの軽やかなタイ。自分も相手も窮屈に見えないタイのチョイスが、お洒落を左右する鍵となります。

以下にコーデ実例を挙げますので、ジャケットとの色合わせもどうぞご参考に！

柔らかなペールグリーンのアンコンジャケットに合わせたのは、春先に粋に映える“桜色”のタイ。さらりとしたタッチの薄手のウール地を用い、セッテピエゲで仕上げたこちらのタイはご覧の通り、軽やかな印象で堅苦しさがありません。

併せて白シャツは、ストレッチの効いたスポーティな一枚をチョイス。こちらも軽やかな印象を後押ししています。

ざっくりした織りの涼しげなベージュジャケットに、色相性の良いサックスのシャンブレーシャツ＆同系色のレジメンタルタイをコーデ。

芯が薄く、大剣の裏地も省いたソフトな仕立てのタイですから、これまた堅苦しさ皆無の軽やかなスタイルを装えます。異なるピッチのストライプをパネルのように並べた、ヴィンテージライクな柄行きも実にイマドキです。

ジェームズ・ボンドのソレを彷彿させる、シンプルなモノトーンのVゾーンコーデです。ストイックな印象がありますが、袖裏まで省いたカーディガンのように軽いジャケットや、芯の薄いソフトな仕立てのフレスコタイがイマドキの軽快感を演出。

白シャツもストレッチが効いた一枚を選ぶことで、適度にリラックスした雰囲気を滲ませられます。