白スニーカーを真っ白に洗うコツは「お酢」だった!?

白いスニーカーとTシャツはこの季節にハズせないアイテムです。白スニーカーはスタイルがこなれて見えるので常に白さはキープしたいところ。ですが、白スニーカーは洗うとなぜか黄ばんでしまったり、かたや黒や紺のTシャツは数回の洗濯で白っぽく褪せてくることがありますよね。

それぞれ、どうしたらキレイに仕上がるのでしょうか？　その答えをドイツ発カフェも併設する話題のコインランドリー「フレディ レック・ウォッシュ サロン トーキョー」のプロデューサー兼“洗濯ソムリエ”こと松延友記さんに教えてもらいました。

「スニーカーはどんなにすすいでも洗剤が残りやすいもので、アルカリ性の洗剤が紫外線と反応して黄ばみの原因になるのです」
 
なんと、黄ばみの原因は洗剤に含まれるアルカリ成分が紫外線と結びついたものだったとは。これを防ぐために、十分にすすぐことが大切なのですが、洋服と違ってスニーカーはどうしても洗剤成分を完全に取り除くことが難しいそう。もちろん、スニーカー専用の中性洗剤を使うのも手ですが、もっと手軽な方法がありました。
 
「白スニーカーの黄ばみ防止には、お酢を入れた水に浸けてからすすぎ洗うのがいいですよ。お酢が洗剤のアルカリ成分を中和してくれますから」

なんと一度洗剤で洗ったスニーカーをお酢の入った水に漬け、それから水でよくすすいで陰干しすれば白いスニーカーは真っ白に仕上がるのだそう。一度洗って黄ばんでしまったスニーカーにも有効ですので、黄ばんでしまったスニーカーをお持ちの方はぜひお試しくださいませ。

黒や紺などの濃色のTシャツは、夏のオトナの定番服ですが、汗をかいて塩を吹いたり、着込んで洗い込むうちに色褪せたりするので寿命も意外と早いものです。そんなTシャツをキレイに長く着るための、色落ちさせない洗濯の仕方とはどんなものなのでしょうか。

「シャツの色落ちや色褪せを防ぐためには、中性洗剤を使うのが良いでしょう」。ニットやシャツなど、洗濯機で洗えないデリケートな服に使うお洒落着用洗剤（いわゆるデリケート素材用洗剤）をTシャツに使うのは意外かもしれませんが、染料を落とさないようにするには、お洒落着用洗剤が有効です。
 
「まず洗濯する時は裏返してください。干すときにも裏返してハンガーに掛けて陰干しするのがコツです」。

太陽の紫外線は色落ちや色褪せに影響しますので、陰干しする際も裏返すようにしましょう。
 
洗濯機を使わず手洗いするのも有効ですが、洗濯機で「お洒落着洗いモード」を選んでもOKです。その際、目の細かい洗濯ネットを使うとより効果的。
 
「目の細かい洗濯ネットは、中身が他の洗濯物とこすれるのを防ぎます。中にTシャツを入れる際も、裏返しのまま入れるようにしましょう」。