春コートを大人に見せる、仕上げの逸品といえば？

今春も引き続き人気のビッグシルエットのオーバーサイズコート。トレンド感に加え、程よく抜け感もあるため、彼女との街デートにはおあつらえ向き。ですが、ただ着ればいいだけじゃない。
 
なにせオーバーサイズコートは世代問わず流行していますし、その独特のルーズ感から着こなし次第では「なんか子供っぽい」と彼女に思われてしまう可能性も……。そこで、インナーにシャツやニットを着たり、どこかに清潔感のある白いアイテムを差したりすることで、若者との差別化を図ることは、大人がオーバーサイズコートを着こなす上での必須条件なのです。
 
そして、何より差別化の決定打となるのが、リッチなジュエリーです。クラス感のある洗練されたデザインのブレスレットやリングは、大人の格の見せどころ。ゴールド素材のジュエリーならば、オーバーサイズコートのゆったりとしたムードをキリッと引き締め、大人の色気を纏ったデートコーデへと格上げしてくれますよ。

ラグランスリーブのドロップショルダーがまさにトレンド感たっぷりのコートに、軽快な白カーゴパンツを合わせることでさわやかさをプラス。さらに、差し色ニットも加えることで優しい印象も。完璧なコーデに見えますが、そこにゴールドジュエリーがあるとないとでは大違い！ 腕元からゴールドをチラ見せすることで、リッチ感と色気を漂わせることができるんです。

ブルガリ「ビー・ゼロワン」コレクションのリングとブレスレットのコンビは、お互いにブラックセラミックを使用したデザイン。黒が適度に引き締めてくれるから、悪目立ちせず、それでいてコーデの中でしっかり存在感を主張します。

セーリングの世界からインスピレーションを得た、ブランドを象徴するシリーズ「フォース10」。マルチプルブレスレットは、シャックルとケーブルのモチーフを連続させたデザインが特徴。同じイエローゴールドでも、造形の違いによる光の反射が多彩な表情を見せてくれます。

こちらも同じく「フォース10」から。シャックルの根元部分に合計4粒のホワイトダイヤモンドをあしらったデザインは、控え目ながらも存在感はひとしお。やや大振りなサイズだからこそ、このくらいの塩梅が丁度いいんです。

ニューヨークに生きる人たちの強いスピリットをイメージした「ティファニー ハードウェア」。1971年のアーカイブ「ボール＆チェーン」からインスパイアされており、ボールとU字を組み合わせたボリューム感のあるデザインがロックな精神を感じさせます。

ブランドを象徴する「T」をモチーフにしたティファニーTの「Tワン ワイド リング」。肌馴染みの良い18Kローズゴールドをベースに、リングの片側だけにパヴェダイヤをあしらった控えめなダイヤ使いが、男のピンキーに最適です。