銀座で今一番売れているジュエリーって？〜1、2丁目編〜

世界屈指のジュエラー激選区である銀座。中でも１、２丁目は、名門中の名門ジュエラーの旗艦店が軒を並べる極めて特別なエリアです。

LEON.jpはそんなお店で最も売れているジュエリーを男女別にリサーチしました。海外のリッチな方々の来店も多い銀座ゆえ、この結果を知ることは、そのまま世界のジュエリートレンドを知ることにも繋がるでしょう。

大切な人への愛の証として、あるいは日頃頑張る自分へのご褒美として、絶対に外せないジュエリーを知りたい方は是非ご参考に。

ティファニーを象徴とするアイコンとして、エネルギッシュで創造性に溢れたニューヨークの街からインスピレーションを得て誕生した「ティファニー　Ｔ」コレクション。

ティファニーの頭文字をモチーフにしたこのシリーズが、予想通りダントツの人気でした。とくに男性にはシンプルながら彫刻のような力強さを感じさせるところが受けている模様。

また男女ともあえてシックなホワイトゴールドを選ぶ人が多いというのも、オトナの街、銀座を感じさせます。

ブルガリ 銀座タワー店では、男女とも、2017年３月にデビューした「ビー・ゼロワン デザイン レジェンド」のリングが一番人気でした。

ご存知の人も多いと思いますが、こちらは1999年の誕生以来長らくブルガリ・ジュエリーのアイコンとして人気を博した「ビー・ゼロワン」を、天才建築家故ザハ・ハディッド女史が新たに解釈しなおしたもの。

ローマのコロセウムの建築美を封じ込めたスパライルデザインを踏襲しつつ、より大胆で躍動的なデザインに生まれ変わっています。銀座という場所柄、カップルでの来店も多いという同店ですが、そんな方々はこの「ビー・ゼロワン デザイン レジェンド」を色違いのペアで購入するケースがよく見られるそうです。

釘を曲げたような力強いデザインで知られる「ジュスト アン クル」に代表される、エッジが効いてほかにはない独特のデザインを得意とするカルティエ。

その系譜とも言える「エクル ドゥ カルティエ」は、今年の4月に発売されて以降人気のユニセックス ジュエリーで、特に男性から人気があるとのこと。じつはこちら、日本では同店だけで限定展開されるスペシャルアイテム。 

そのレア感ももちろん、やはりこのナットが巻かれたようなデザインが人気の要因でしょう。程よくストリートのエッセンスも感じさせ、袖口のリッチでセクシーなポイントとなってくれそうです。  

一方女性では「Cドゥ カルティエ」ネックレスを購入される方が多いそう。シンプルなダイヤモンドのネックレスですが、“Ｃ”をモチーフにしたデザインからカルティエらしいエレガンスが感じられるところが支持されている理由のようです。

1932年にニューヨークで創業して以降、“キング・オブ・ダイヤモンド”の名をほしいままにしてきたハリー・ウィンストン。銀座本店はブランドの象徴であるＮＹ五番街本店の建築スタイルやデザインを取り入れ、非常にラグジュアリーな空間となっています。

ハイエンドなジュエリーから好事家にはたまらない高級複雑時計まで取り揃える同店で今人気のアイテムは何か？　その答えは男女共に洗練されたデザインのペンダントでした。

どちらもこのブランドの代名詞とも言える高級なダイヤモンドをセットし、オーラ満点。そのゴージャスな輝きは、シャツやニットの上からチラリとのぞくだけで際立つこと確実です。