銀座でスーツを誂えるならこの5軒〜ドメスティック編〜

マジソンのブラウンスーツには、ロンドンストライプのシャツとグリーンを基調にしたストライプタイのVゾーン。淡いブラウンに、ダークトーンのグリーンを合わせるテクがバーニーズ流。ベージュのポケットチーフも洒落ています。

こちらはマンハッタンの細身スーツに、ヴィンテージ風の柄タイという、1920年代を彷彿とさせる合わせ方。ここに淡いブルーのラウンド＆タブカラーシャツという選び方もトレンドを反映しつつ、「アズーロ・エ・マローネ（紺と茶）」を意識したチーフの合わせもお見事です。

銀座店は「ニューラグジュアリーストア」を掲げる同店に相応しい広々とした空間です。

今シーズンから取り扱いが開始されたチェルッティの「カプリッチョ」。ストレッチの効いた、無地生地を揃えました。ほかにもカノニコを始めとした有名生地ブランドが揃っています。

こちらは2階奥にコンパクトにまとまった銀座店のドレスクロージングコーナー。

エントランスはまるでミュージアム。赤いカーテンの向こうがサロンになっています。

サロンではソファでゆっくりと寛ぎながら。生地バンチの種類も豊富で、他の麻布テーラーとも違った雰囲気です。

生地と選びはもちろん、ディテールデザインも思いのまま。型紙から起こすビスポークオーダーもこちらで可能です。

インテリアデザイナーの片山正通氏が手がけた店内。椅子やテーブル、什器などのインテリアも片山さんのセンスが溢れています。

こちらは用意されている生地バンチ。錚々たるファブリックブランドの最新生地を選ぶことができます。

ファッションイラストレーター、ソリマチアキラさんのイラストが描かれたポップ。オーダーシートの絵型もすべて、ソリマチさんが手がけています。

身返しは大身返しもお台場も自由自在。各部の調整も、セレクト・ショップのパターンオーダーとは思えないほど詳細に変更できます。

パンツではサルトリアーレの手法を用いたパンチェリーナ＆ボタンフロントにも対応しています。

生地はイタリア、イギリスの一流どころから最新の色柄を揃えています。

袖付けは着心地を左右する重要な箇所。ここを手作業で行うオーダースーツは、安心して着られますね。