2017.11.24

オトコの永久定番！バラクータG9の魅力とは？

スティーブ・マックィーンやエルビス・プレスリー、リアム・ギャラガーにダニエル・クレイグまで。新旧のモテるオトコたちに愛されてきたバラクータのG9。カジュアルブルゾンの大代表は大人こそ似合う定番です。

CREDIT :: 写真／蜂谷哲美（nachiya studio）　スタイリング／四方章敬　文／竹石安宏（シティライツ）　編集／長谷川茂雄

バラクータのG9

スポーティなのに大人の品がある、稀有なブルゾン

オトコなら、誰しも1着はもっているであろうカジュアルブルゾン。デザインや素材はさまざまですが、軽快なショート丈や防風性を高めるニットリブ使いなど、いくつかの共通点がありますよね。そうしたブルゾンのお約束、つまり原型を一般に広めた立役者といえるのが、バラクータのハリントンジャケット「G9」です。

英国マンチェスターにて、1937年にレインウェアファクトリーとして創業したバラクータ。同年に防水加工を施したコットンを用いて開発されたのがG9です。スポーティで颯爽としながらも大人な上品さを備えるG9は瞬く間に人気となり、1950年代にはアメリカにも上陸。ハリウッドスターやミュージシャンなどが公私にわたって愛用するようになり、アメリカンカジュアルの定番として定着しました。そして他のブランドにも大きな影響を与え、“ハリントンジャケット”といういちジャンルが確立されるまでになったんです。

スポーティなブルゾンは、大人っぽく着るのにそれなりのテクが必要。ですが、スポーティな軽快感と英国紳士然とした上品さを併せもつG9は、大人が颯爽と着こなせる数少ないカジュアルブルゾンといえます。だから不滅の定番ワードローブとして、世界中のモテるオトコたちのクローゼットに収まっているというわけなのです。

クールなセレブに愛された大人ブルゾンの決定版

プレスリーが1958年の映画『闇に響く声』で着たことが、G9がアメリカでブレイクするキッカケに。ちなみに一般名称のハリントンジャケットとは、60年代の米TV番組『ペイトンプレイス物語』で、ライアン・オニール演じるロドニー・ハリントンが着用していたことから名付けられたそう。

永遠のモテ男にしてお洒落のお手本、スティーブ・マックィーンもバラクータを愛用。1968年の映画『華麗なる賭け』の劇中をはじめ、プライベートでもお気に入りでした。この颯爽としたリッチ感は、いま見てもカッコいいじゃないですか。

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現代的にアップデイトされた一着がオススメ

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