いま、大人に最適なTシャツってこんな感じ？

ジーンズにBDシャツなどなど、紳士のベーシックアイテムは多々あります。そのなかでも、基本のキといえば、やはり白いTシャツですよね。もとは肌着だったTシャツが、ファッションアイテムとして、爆発的な支持を得たのは、あるハリウッド映画の影響といわれています。

1951年公開の『欲望という名の電車』でマーロン・ブランドが披露した白いTシャツ姿がソレ。上半身Tシャツ一枚という彼の装いは、男の色気全開で効果絶大でした。そんな男臭さが滲み出た白いTシャツは、まさに男前アイテムの象徴です。

長い時を経て、今大人が白いTシャツを選ぶなら、とりわけ上質素材であることは常識になりつつあります。直接肌に触れるのはもちろん、そのシンプルさから、一目でクオリティが見抜かれてしまいますからね。

今回は、見た目も着心地も上質な５枚をピックアップしました。日々、袖を通す男前なアイテムは、何より快適であることが重要かと。そこに、妥協は無用です！

白Tシャツが、ファッションアイテムとして認識されるきっかけの一つは、マーロン・ブランドだといわれています。半世紀以上前に、単なる下着から男前なアイテムとして市民権を得た白Tシャツは、長い時を経て、素材やシルエットが多様化しました。

快適な着心地が持ち味のクルチアーニの定番Tシャツがこちら。浅めに設定したネックラインが上品で落ち着いた雰囲気を醸し出しているから、着こなしにも取り入れやすいんです。袖と身頃はすっきりとしたスマートなシルエットでジャケットの下に着てももたつかないのが◎。

細く柔らかなコットン糸をベースにした生地は、滑らか、かつしっとりとした肌触りで一度着用すると後戻りはできません。また、生地には伸縮性があり、動きやすくストレスを感じないのもうれしい限り。

コンパクトでキレイなサイジングを採用し、スッキリとしたクルーネックデザインに仕上げた一枚です。特に袖は細身ゆえ、二の腕を強調してくれる効果が期待できそう。気になる素材は、実に滑らかな風合いで心地よさ満点。これぞ、大人のTシャツのお手本です。

メイン素材には「ギザ45」を使用しています。これはギザコットンの中でも、もっともグレードが高いとされ、エジプト超長綿のなかでも繊維長が最長。まるで、シルクのような滑らかな質感は、抜群の着心地を叶えてくれますよ。

トレンドである身幅ゆったりのシルエットは一枚で着てもサマになります。その一方で、首元がユルくないバランス感は絶妙。編み目の細かな生地のチョイスは繊細さを感じさせ、目の肥えた大人向きも納得できるはず。また、前後の着丈に差をつけたパターンにより、着用すると前が上がるシルエットもユニークです。

まず、驚かされるのは、さらさらとした生地の風合いです。この素材には、高級とされる超長綿が採用されていて、毛羽が少ないために、こんなドライタッチが実現できるのだとか。これからの季節には重宝すること間違いなしです。

コットン100%の天竺ジャージー素材を使用したこちらは、製品洗い加工により、購入後に洗濯してもサイズやシルエットが大きく変わらない実用性が魅力。オーソドックスなボックスシルエットなので、どんなパンツとも好相性なのがうれしい。

適度な重みがある生地感ながら、風合いは非常にソフトタッチ。2枚セットゆえ、ガシ使いできるうえに荷物の小分けなどに重宝しそうなオリジナルの巾着袋付きとなところも見逃せません。

旬のオーバーサイズシルエットなのに、袖をかつ高めの位置にしたり、やや長めでテーパードにしたりと、スマートに見せる工夫を満載。単なるドロップショルダーだと、だらしなく見えてしまいますが、そこを回避するアイデアには脱帽です。

インド原産のスジャータ綿と、カリブ海の島国であるセントビンセントで栽培されている海島綿との交種であるスビンコットンを採用。この素材から生まれた、毛羽が少なく滑らかな糸が極上の肌触りの秘密です。