ナイキの新作スニーカー、話題の「ダンク」全部見せます！

90年代に巻き起こったスニーカーブーム。ナイキ エア マックス 95の登場をピークに収束しつつあった1999年に、さまざまなバリエーションで復刻したナイキ ダンクの大ヒット後、一大ブームは沈静化しました。そのため、「ダンクが流行するとスニーカーブームが終わる」などといわれたものでした。

とはいえ、以後もステューシーやシュプリームとのコラボが発売されたり、スタッシュやフューチュラといった新鋭アーティストを起用したりと、トピックスには事欠かなかったナイキ ダンク。

そうした中で、ファッションアイテムとして再び大きな注目を集めるきっかけとなったのが、2019年に発売されたOFF-WHITEとのコラボモデルでした。

さらにラッパーであり次世代のファッションアイコンとして支持されているトラヴィス・スコットとのコラボが発売されたり、発売から35周年となった昨年は、待望のカレッジカラーでの復刻がスタートしたりと、まさに近年、“ダンクブーム”が再燃しつつあります。

それゆえ品薄状態が続いていたのですが、実は最近、オリジナルにほぼ近い状態のレギュラーモデルの発売がアナウンスされたばかり。確立されたアッパーデザインに奇抜な色使いや素材の切り替えが施されたモデルや、昔懐かしいブルー系の定番色が登場したりと、またしても新旧のファンを釘付けにしているのです。

かつてを懐かしんで、大人のアメカジを気取るもよし、トレンドを体現したワンポイントとして取り入れるもよし。とにかく旬な足元を演出するなら、ナイキ ダンクを活用しない手はありません。とにかく気になる４モデルをピックアップしてみました。

ライトベージュのスムーズレザーをメインに、ブラウンのスエードレザーの補強パーツの組み合わせ。アウトソールのラバーにもブラウンを取り入れることで、一体感のある仕上がりに。こちらは、大人の着こなしに最も取り入れやすいモデルといえそうです。スエード部分にうっすらと濃淡で柄が描かれているのも手の込んだアクセントになっています。

2000年代初頭に登場したクレイジーダンクの21年度版。多色使いのため難易度が高いと思われがちですが、パーカやショーツといったカジュアルアイテムと、クレイジーパターンで使われているいずれかの色を揃えると、すんなりまとまります。難易度は高いですが、モノトーン系スタイルのインパクトあるアクセントとして投入するのもありです。

マイケル・ジョーダンの母校、ノースカロライナ大学のカレッジカラーである水色は、ユニバーシティブルーの名称でおなじみ。今回の復刻ラインナップではローカットが登場しました。シンプルなツートーンゆえ、爽やかな印象がさらに加速します。夏らしい薄手のカジュアルセットアップにも難なく合わせられますよ。

発売当初、7色のカレッジカラーで発売されたダンクですが、ケンタッキー大学の白と青の組み合わせは特に人気が高いコンビネーションでした。単なる復刻ではなく、少しだけ改良を加えてクッショニングや履きやすさを向上させており、大人の足腰にも嬉しいのもポイントかと。懐かしくも旬な、筆頭モデルです。