最新の「男前」デニムパンツ５選。ディーゼルetc

ワークやミリタリーなど、タフなアイテムを「男前な服」と定義して、着こなし＆アイテム選びをご紹介している、本特集。この記事では、何かと悩むワークパンツの超王道、デニムパンツの選び方をお伝えましょう。

サイズ感やら、加工と選びのポイントはいろいろありますが、こと「男前」という意味で選ぶなら、その手本となるのは、ビンテージのリーバイス501。なかでも、80年代に完成系を見た66モデルや赤耳のほどよく色落ちしたものが今の気分にぴったりで、人気デニムブランドでも最近その雰囲気をまとった逸品が登場しているんです。

その詳しい特徴は、こちらのビンテージの見分け方を参照していただき、ここでは大きなポイントをお伝えしましょう。まず、綺麗なブルーを残した色落ちで、大きなダメージがないこと。それに、腰回りがほどよくゆったりしたストレートシルエット。この２ポイントを抑えておけば基本OKです。

そんな視点で厳選した、「男前」なデニムがコレです！

スリムフィットの人気モデル「D-ストラクト」を、クリーンなライトウォッシュで仕上げたのがこちら。味わい深さに加え、ストレッチ素材のため、はき心地も快適なんです。しかし、最大の特徴は最先端の機能性。ほどよく着古した雰囲気とは裏腹に、なんと抗菌・抗ウイルス加工と防臭加工が施されているんですよ。

全体がすっきりして見えつつも、はくと適度なゆとりのある安心感のあるレギュラーフィット。シルエットの美しさで知られるブランドによるデニムだけに、美脚効果も期待できます。薄手で柔らかな素材には高いストレッチ性があって、「硬いデニムはちょっと……」なんて大人には最適。色落ちやアタリの雰囲気も自然で、デニムに目の肥えた方にもご納得いただけるかと。

ビンテージのデニムをベースにしながら、現代的なタイトシルエットにアレンジした一本。ヒップから裾までが、身体のラインに沿うテーパードシルエットは実に流麗。素材は国内屈指のデニム生地メーカーが、あえて凹凸のあるムラ糸や旧式のシャトル織機を使用して、アメリカンデニム創世記の特徴を再現しています。一方で、環境に配慮した最新のインディゴ染めを採用している点も見逃せません。

まさに大人にはいてほしいスリムテーパードモデル「テリス」。太ももやウエスト周りはややゆったりで、ひざ下はしっかりとテーパード。そんな見事なシルエットで、快適なはき心地と美脚ラインを両立させているんです。また、リヨセルとポリウレタンの入った生地は柔らかいうえ、ストレッチが効いているから、はき心地も申し分ありませんよ。

ミドルウエスト、ストレートフィット、イタリア製を特徴とする定番モデル“スティング”。こちらはトムウッドが昨秋からスタートした「ローインパクトデニム」の1アイテム。オーガニックコットンの採用、水の消費量の削減、合成化学薬品の不使用、さらにグリーン貨物の起用、環境労働的基準などなど、時流をとらえた生産背景にも要注目です。