金ボタンの黒ブレザーなら、カジュアルにもスーツらしくも着回せる！【編集部員の着こなしVol.2】

日夜、”モテる”情報を探しているLEON編集部員ですが、普段は何を着ているのか気になる！との声をいただきました。そこで、小誌編集部員４名がオススメする、この冬の着こなしをご紹介します。着用アイテムはどれも大人になじみ深いベーシックアイテムを主軸に、ちょっとしたテクで差の付くスタイルをご提案させていただきます。

男の基本服であるブレザーは、ネイビーが一般的。もちろん僕もネイビーは数着持っていますが、黒の有用性はやっぱりコーディネートが簡単なところ。僕が着ているのはもう5年前くらいに買ったデザインワークスのものなので、今は売っていません。これから探すなら、失敗しないポイントは3つ。

①着丈、袖丈はあまりトレンドに流されずにトラディショナルなものを
②素材も奇を衒わずまずはウールで。ただし黒の場合はあまり光沢のないものの方がエグくならずにいいかも。
③ボタンは後で交換もできるので、形と素材が気に入ればオッケー。あと、ボタンは絶対安いものより高いものを。一気に印象が変わりますよ。

このポイントを押さえていれば、カジュアルにもドレスっぽくもこなせます。例えばスーツのように着こなすなら、近い素材のものを合わせるだけでOK。これがネイビーだとパンツの色を合わせるが大変ですが、黒は黒、ですからね。また、黒と金という強いコントラストは存在感も十分。カジュアルダウンして着る時にはいいコントラストにもなってくれます。ジャケット、ブレザーを検討されているなら、黒い金ボタンのブレザーは本当にオススメです。

カジュアルに着る場合は堅苦しくならないように、上質だけどハードな印象のものでコーディネート。さらに、黒でまとめようとすると重くなるので、あえて茶系のアイテムで軽い印象を作っています。

腕周りとベルトは、金ボタンに合わせて金と茶系でカジュアルに。

デニムパンツはロールアップしてさらにカジュアルな印象を高めて。クッションするような長さだと下半身が重く見えるので、軽快感を出すためにも短めの丈の方が◎です。で、編み上げのブーツを合わせると、さらにハードな印象になりますが、そこも茶系のスエードにすることでマイルドな印象も持たせるようにしています。

このコーデは一見スーツのようですが、実はパンツは別のブランドのもの。でも素材を紡毛のウールにすることで、まるでセットアップのように使えます。スーツ然として着る場合は、カジュアルとは真逆に黒のもつアバンギャルドな雰囲気を生かすべく、なるだけクラシックに着ますね。

腕周りはやはり金ボタンに合わせて金をベースに、ただし、時計などのベルトは黒で締めます。

ベルトは本当なら黒のクロコの方がいいですね〜。太いのなら持っているのですが……、やっぱりここは幅２cmでまとめたかったのでカーフのものを。

唯一、色を使ったのが石井と同じくソックスのみ。全て真っ黒だと重くなりすぎてしまうので……。シューズもパーフォレーション入りのカジュアルな1足と、足元だけは遊びゴコロあるチョイスをしています。

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