2018.01.29

大人の冬はオンでもオフでも「全部グレー」がイイ？そのワケ

「冬はアイテム数が増えるから色合わせに困る」なんてお悩みは、グレーのコーディネートで解決！　簡単にこなれたスタイルになるんです。

CREDIT :: 写真／人物・谷田政史（CaNN）、静物・林敏一郎、蜂谷哲実、柳川夏子（すべてFOREST）、木村金太（ミラノスナップ）　スタイリング／四方章敬（code）、ヘアメイク／古川純　文／竹内虎之介（シティライツ）、吉田巌（十万馬力）、池田保行（04）、長谷川剛（04）

2016年2月号より

寒い冬ですから当然服を重ねますよね。そうなると必然的に「色合わせが難しくて…」という声も出てきましょう。でも、ご心配なく。極端な話、冬の着こなしはグレーだけでいいんです。なにしろグレーは、無彩色にして無限の明度を備えた色。その濃淡だけで、表情豊かでエレガントな装いが完成しますから。

Technique 01

とにかくグレーの濃淡だけでいいんです

アウター、インナー、パンツに、それぞれ濃度の異なるグレーを選ぶだけで冬の装いはシックでエレガントにキマります。下の着こなしを参考に。全部グレーなのに、とってもお洒落上手に見えますよね。

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お洒脱なイタリアオヤジたちはグレーグラデの達人。コチラの方はミディアムグレーのジャケットにチャコールグレーのスラックス、そしてライトグレーのマフラーを合わせて、品良くキメています。

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Technique 02

グレーベースに白スラを

グレーグラデに白いスラックスを合わせるのも、簡単にお洒落にキマる着こなし。ボトムスが明るくなることで、軽快さや若々しさが添えられるうえ、とってもリッチに見えます。

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ライトグレー×白スラは“ウインターホワイト”にも通じる、若々しくも贅沢なニュアンスを漂わせる組み合わせ。こちらの方も、ほら、シンプルなのにお洒落でリッチに見えますよね。

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Technique 03

タイドアップも全身グレーで

"グレーグラデーション＝とびきりお洒落"の方程式は、当然タイドアップにも当てはまります。むしろグレースーツにはグレーのソリッドタイと決めつけるくらいでいいんです。

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グレーグラデの達人といえば、ご存知ブルネロ・クチネリさん。タイドアップもご覧のとおり、ジャケット、パンツ、タイにそれぞれトーンの異なるグレーを使用。で、この格好良さです。

グレーの発色の違いには、ご注意を

グレーグラデの装いを実践するうえで、ひとつ気をつけたいのがグレーの発色。同じグレー系でも赤みがかったグレーと青っぽいソレがあり、両者はあまり相性がよくありません。なので、合わせる際はどちらかに統一するのがポイントです。

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