どんなコーデも格上げしてくれる？ 大人の黒スニーカーといえば!?

普通の黒革靴より、エナメルのドレス靴のほうがフォーマルなイメージがあるように、艶黒のレザースニーカーは黒カーフのスニーカーより、はるかにリッチでモダンな印象が漂います。とはいえエナメルレザーは、デニムやグレスラなど大人の定番ボトムスとはコーディネートが難しいため、あまり一般的ではありませんでした。

しかし昨今、LEON本誌でも定番化しているシャカシャカ素材の黒パンや、ウールの黒スラなら、エナメルスニーカーがとっても合わせやすいんです。しかも美しい光沢があるぶん、通常の黒カーフより足元が際立って、シックなまっ黒コーデなら足元に1点艶黒を入れるだけで素材のコントラストが高まりコーディネートがぐっとラグジュアリーに。

黒スラックスに素足履きでエナメルの艶黒スニーカーという合わせ方は、まるでフォーマルでのオペラパンプスのよう。それでいてルックスはスポーティゆえ、ラグスポを地で行くには最適なのです。スーツはもちろんブルゾンスタイルも、黒のパンツ×黒のエナメルスニーカーならモテるコーデが簡単に仕上がるというわけなのです。

黒パテントレザーのスニーカーは、モダンでシックなうえにホワイトソールで軽やかをも演出できるスグレモノ。こちらは、かのセルジオ・ロッシを父にもつ、ジャンヴィト・ロッシのシグニチャーブランドです。レディスでは多くのセレブリティを虜にしているシューデザイナーゆえ、女性ならきっとご存知かと。さりげなくお揃いの足元となれば、彼女との距離も縮まるのでは。

黒のクルーネックニット、足元に艶黒のエナメルスニーカーをもってくれば黒のスーツも上品に着流せます。なにせスーツ以外のアイテムはどれもカジュアルなので着心地はとっても楽チン、それでいて黒一色で統一しているのでドレッシーに映えるという、リッチな大人にぴったりのコーディネートに仕上がるんです。

ベルトやバッグはもちろんのこと、時計のラバーベルトまで黒で統一した隙のないコーデを御覧ください。足元はもちろん素足履きがお約束。ヌーディな足首は、首元との肌色を釣り合わせる重要なバランスポイントですので、緊張感あるまっ黒コーデのなか、唯一の重要なヌキをきちんとお見せするのをお忘れなきよう。

カットソー代わりのニットの上から、シャツブルゾンをラフに羽織ってもパンツまで黒で統一していればワークな印象は皆無です。さらにシャカシャカ素材のパンツでも、クリース入りを選ぶというのもポイント。そして、一番重要なのが足元を艶黒スニーカーにすること。どのアイテムもカジュアルなのにシックに見えるのはまさにその効能。こんな風にまとめると、スポーティな着こなしもリッチでモダンな印象にまとまるんです。

毎シーズン様々な素材で展開される定番スリッポンに、クラックエナメルのバージョンが新登場。そのままでも足入れがしやすいので大人に履きやすいのはもちろん、ヒールカウンターにはフィンガーループも取り付けられていますので、かかとを履きつぶす心配もありませんん。

オペラパンプスに見られるパピヨン（リボン）付きのレザースリッポン「シースター」。このブランド唯一のスリッポンモデルです。これまではヴィンテージ加工されていましたが、今季はニューな艶黒エナメルレザーモデルが登場しました。ここだけの話、インソールに厚みがあるので背高効果も期待できるんです。

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