ひとつの場所で、ぜ〜んぶ揃う！　あれこれオーダーするなら、百貨店がいい！

百の貨（品物）が揃う店と書いて百貨店。その看板に偽りはなく、歴史を辿れば江戸時代にまでさかのぼる老舗百貨店である三越の本店・日本橋三越本店と銀座三越では、様々なオーダーアイテムが一同に揃います。
 
この春、2店舗でオーダーできるものを上げてみると、「リチャード アンダーソン フルオーダースーツ」「デートルのオーダージレ」「ソッツィのオーダーソックス」「三越オリジナルのオーダーシャツサービス」「万年筆のインクオーダー」「ナイトウェアのパターンオーダー」「INDEEDのフルオーダーバッグ常設化」などなど。
 
スーツから万年筆まで、とにかく盛りだくさん。日本橋三越本店と銀座三越を訪れればいろんなオーダーができるのですから、何かと忙しい春にはうれしいですよね。中でもLEON.JP読者にぜひトライしてもらいたい、極上のスーツ、ありそうでなかったジレ、快適なソックス、の３ブランドのオーダーをご紹介いたしましょう！

わずか34歳にしてハンツマンのヘッドカッターを務めるなど、次世代英国テーラーの急先鋒とされるリチャード アンダーソンのフルオーダースーツ。写真撮影まで行う綿密な採寸方法など、本国のオーダー手順を忠実に再現し、その採寸データをもとにリチャード氏本人が型紙を作成します。採寸から完成までは約6ヶ月。価格は160万円からですが、サヴィルロウのテーラーに何度も足を運ぶことを考えればお得だと思いませんか？ こちらは日本橋三越本店での展開。

こちらはベーシックな３つボタンのノッチドラペルに、スラントポケットで英国風味を少し加えた一着。裏地をツヤ感のあるボルドーにオーダーしているのがニクい。フルオーダーならではのこだわりの手縫いも圧巻です。

ピッティウォモでも話題を集める佐々木 孝氏がデザイナーをつとめるデートルが、ジレのオーダー会を開催。今シーズンから新たに加わった、古い着物の反物やイタリアのヴィンテージ生地など、佐々木氏が各地で集めてきたこだわりの春らしい生地からオーダーすることが可能。ジレをメインに展開しているブランドならではのフィッティングもばっちりです。ジャケパンスタイルの格上げに、またはカジュアルスタイルのアクセントとして、春コーデでは何かと重宝するジレを単体でオーダーできるのって、案外少ないんですよね。期間は3月20日までなのでお早めに。仕上がりは約6週間後。こちらは銀座三越での展開。

前身頃の生地だけでなく、もちろん後ろ身頃の生地も自由にオーダー可能。前から見た表情と、後ろから見た印象をガラッと変えるなんていう遊びも面白いかと。

昨年、国内初のオーダー会を開催した、イタリアはミラノ生まれの老舗ソックスブランドのソッツィ。好評を受けて、今年はサイズ展開を拡大するとともに、生地のバリエーションもより充実。スーツやシャツではオーダーの手練れという人も、オーダーソックスは未経験という人は多いでしょう。そんな方にぜひトライしてもらいたい。型はショートとロングの2種類。サイズは約23.5cmから27.5cmで、0.5cmピッチでオーダーできます。期間は3月20日まで。仕上がりは約3か月後。こちらは日本橋三越本店での展開。

生地は３タイプ。写真左が平織りで、写真右がリブ編み。写真中央はリブの横糸に別色の糸を使用した「ショット」と呼ばれるもの。足を入れて少し伸びた時に、別色がチラっと見えるのがセクシーです。各タイプ、色は約60色。

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