2018.04.16

人気のセットアップを賢く使う！お出かけコーデ三段活用とは？

春コーデって、結構悩みませんか？　気候としては心地良いけど、ファッションとしてはハンパな季節。けれどもセットアップがあれば、簡単に春のお出かけ3コーデが作れちゃいますよ。

CREDIT :: 写真／蜂谷哲実（hachiya studio）　スタイリング／四方章敬　文／安岡将文

1着で3コーデ美味しい！　シャカシャカセットアップは、春コーデの強い味方です

軽くて、ストレッチも効いて、通気性も良し。そんなシャカシャカセットアップですが、その魅力は着心地だけにあらず。着回し度の高さにおいても、実に有用なんです。なぜなら、セットアップで、パンツ単体で、ジャケット単体でと、最低3コーデが作れるから。それも、化学繊維の軽快な生地感はきれいにまとまりすぎず、スポーティでやんちゃな雰囲気にまとまります。つまり、余裕のある大人の小遊びコーデが楽しめるってことです。

● セットアップには？　

ただの白インナーじゃ物足りない！　白黒ボーダーでアウトロー気分

ジャケット3万2000円、同パンツ2万円／ともにデサントポーズ（デサントブラン代官山）、Tシャツ9000円／アイディーデイリーウエア（デイリーショップ）、眼鏡2万7000円／モスコット（モスコットトウキョウ）、時計77万円／ウブロ（ウブロ）、ブレスレット8万6000円、バングル7万2000円／ともにバニー（ディプトリクス）、靴2万3000円／エーエムビー（ハイブリッジショーケース六本木店）

スポーティなシャカシャカセットアップを、ボーダーカットソーとでマリンに仕立てるなど造作もないこと。でも、目指すは爽やかビーチスタイルじゃなく、ちょっとワルな感じ。実はボーダーって、ピカソやアンディ・ウォーホール、はたまたカート・コバーンなど、世の中の常識から逸脱した天才やアウトローの愛用柄なんです。色はもちろんモノトーンで。小物まで徹底するのが、ワル演出のコツです。

ボーダーのライン幅って、結構大事なポイントです。太すぎるとポップに、細すぎるとフェミニンに。また襟ぐりは、より男っぽさを狙うなら黒リブが理想です。フレンチな色気狙いなら、ボートネックというのもありですね。

PAGE 2

● ボトムス活用は？　

チェックシャツを黒パンで締めて、アメカジからワルカジに

パンツ2万円／デサントポーズ（デサントブラン代官山）、シャツ3万9000円／カンタータ（カルネ）、Tシャツ1万3500円／ダナ・リー、バングル12万5000円／ルグラム（ともにメイデンショップ）、ニット3万7000円／クルチアーニ（ビームスハウス丸の内）、時計425万円／フランクミュラー（フランクミュラーウォッチランド東京）シューズ6万5000円／パラブーツ（パラブーツ青山店）

色落ちしたインディゴデニムとならいかにもアメカジって感じですが、黒パンツとなら一転モード感さえ漂う色気顔に。いわゆる引き締め効果ってヤツですが、より有効にするなら他の色使いは禁物。シャツ以外は潔くモノトーンでまとめましょう。レザーのプレーントゥシューズとレザーベルトの時計を合わせれば、さらに大人な雰囲気に。それでも重たくならないのが、シャカシャカセットアップの魅力です。

モノトーンとなら、タータンチェックのボタンダウンというプレッピー度の高い1枚も、垢抜けて見えるというもの。ナイロンの軽快感に対しては、こんな低めの台襟とコンパクトな襟先のシャツがバランス良しです。

PAGE 3

● ジャケット活用は？　

色落ちデニムを、シルバー&差し色ニットで品良くもやんちゃに

ジャケット3万2000円／デサントポーズ（デサントブラン代官山）、Tシャツ1万6000円／ロンハーマン（ロンハーマン）、カーディガン1万4000円／ビームスプラス（ビームスプラス原宿）、パンツ1万9000円／レッドカード × シップス、靴3万円／イルモカシーノ（ともにシップス銀座店）、時計208万円／フランクミュラー（フランクミュラーウォッチランド東京）、ブレスレット14万2000円／バニー（ディプトリクス）、ベルト1万5000円／ユナイテッドアローズ（ユナイテッドアローズ六本木ヒルズ店）

休日のジャケパンスタイルにおいて、デニムは鉄板。だからこそ、ありきたりで終わらないメタル小物のスパイスが有効です。アクセサリーはシルバーがオススメ。シャカシャカ系の軽快感とデニムのラフな雰囲気には、やはり好相性です。一方で、時計とシューズではレクタンギュラーやビットを選びエレガントさをプラスし、大人顔に格上げを。差し色ニットで華やかさを添えれば、色落ちデニムも爽やかな春顔になります。

コットンでも良いですが、シャカシャカジャケットの素材感とインディゴの抜け感には、ドライなリネンが似合います。黒×インディゴは定番中の定番配色なので、差し色は思いきってヴィヴィッドカラーを選ぶとヤンチャかつ大人にまとまります。

■ お問い合わせ

ウブロ 03-3263-9566
カルネ 03-6407-1847
シップス銀座店 03-3564-5547
ディプトリクス 03-5464-8736
デイリーショップ 03-6416-5188
デサントブラン代官山 03-6416-5989
モスコットトウキョウ 03-6434-1070
ハイブリッジショーケース六本木店 03-3408-8682
パラブーツ青山店 03-5766-6688
ビームスハウス丸の内 03-5220-8686
ビームスプラス原宿 03-3746-5851
フランクミュラーウォッチランド東京 03-3549-1949
メイデンショップ 03-5410-6686
ユナイテッドアローズ六本木ヒルズ店 03-5772-5501
ロンハーマン 03-3402-6839

セットアップのお出かけコーデが気になった方は、こちらの記事もどうぞ

街で使える大人のバックパック6選
楽ちんバッグの代名詞であるバックパック。大人が背負うならメゾンブランドの最新作をオススメいたします！

ザ・ノース・フェイスの新作! 全天候型ウェアを大人に着こなすには？
ザ・ノース・フェイスの「アーバンエクスプロージョン」シリーズには、ラグスポスタイルにしっくりくる名品が揃っています。

人気のセットアップスーツ、今年っぽく着るコツとは？
セットアップスーツをより今っぽく着こなすテクを、海外スナップから伝授します。