ジャケットの代わりに着たい！ お出かけブルゾンの最新3コーデとは？

オトナの基本アウターといえばテーラード型のジャケットが定番です。ビジネスからオフのデートの装いまで、紳士のお出かけアウター＝ジャケットが、これまでの定説でした。しかし世界的なカジュアル化のトレンドのなか、ビジネスにおいてスーツでは少々硬めに感じるシーンが出てきているように、お出かけもシチュエーションによってはジャケットより寛ぎ感あるアウターを選ぶべき場合もあるのです。

そこでオススメしたいのが、ショート丈をひとつの特徴とするブルゾン。ゴルフ用アウターとして広く定着したスイングトップにも似た一着は、羽織るだけでスポーティな若々しさを漂わせるのがポイントです。

オトナっぽく見せるためのコツは、柄やロゴなどポップな要素を排した落ち着きあるルックスのものを選ぶこと。そうであればインナーやパンツは、手持ちのジャケットと合わせていたアイテムの流用でまったく問題ナシ。ぜひぜひお試しあれ！

ジャージージャケットで一世を風靡したチルコロの新作アウターは、メッシュ調の素材感がなんとも味わい深いスイングトップ。シルバーのメタルドームボタンにてブレーザー的なリッチ感を放つ仕上がりです。言うなればこの一着は、紺ブレをさらにスポーツ･アレンジした進化版。ゆえにドレッシーなグレースラックスと合わせることで、大人っぽくも颯爽としたお出かけスタイルが作り出せるのです。

デランはフィレンツェ郊外のエンポリにて創業した、歴史ある革加工ファクトリーが手掛ける新進ブランド。このレザーブルゾンも繊細なパンチング革を軸に、随所にアンティークディテールを取り入れた高感度な一着です。革モノゆえの存在感が立ちすぎぬよう、パーカやスニーカーをノーブルなホワイトにすることで、渋味と清潔感のバランスがほど良いルックスとなるでしょう。

オトナの装いには清潔感がマストです。そういう理由からも白色アイテムを多用するのはひとつの正解。しかしその場合のアウターは、どこかにエッジあるものでないと、ややぼんやりした印象になってしまうので要注意。そこで導入したいのが柄入りブルゾンです。例えば写真のようなスクールジャケット風のストライプ･ブルゾンは、洒落感十分にして落ち着いた雰囲気をも感じさせるもの。プリントやロゴ入りとは異なり、品良く華やかに着こなせる一着となっています。

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