
【対談参加者】

◾️ 石井 洋(LEON編集長 兼 LEON.JP編集長)
1974年、福島県生まれ。フリーランスのエディター・ライターとして多岐にわたり活躍した後、ミドルアッパー層に向けたラグジュアリー男性誌『LEON』に参画。2017年3月より同誌編集長に就任。2018年12月より、オフィシャルWebサイト『LEON.JP』編集長を兼任。モードからクラシコまで精通するファッション博愛主義者。週末は趣味のゴルフ、格闘技観戦にいそしむ。
写真/トヨダリョウ

◾️ 堀川正毅(LEON副編集長)
1977年、西ドイツ生まれ。フィリピン育ち。大学卒業後、ソフトバンクグループのメディアセクションである「ソフトバンクメディア アンド マーケティング」に入社。デジタルガジェットの専門誌の編集に携わった後、ラグジュアリー男性誌『LEON』に参画。スーツなどキレイめファッションを主に担当する一方で、編集部随一の食いしん坊により飲食企画にも関わる。趣味はゴルフ、キャンプなどアウトドア。
写真/菊池一郎
待ち合わせ場所は“銀座6丁目6の7”
石井 ホリヤンお待たせ。いや〜、会議が長引いちゃってさ。ごめんごめん。
堀川 全然お気になさらないでください。早く入りたいあまり、外からず〜っと店内を覗いていたので、ことによったら不審者だと思われたかもですが(前のめり)。
石井 マジでごめん(深々)。じゃあ早速入ろうか。
石井&堀川 お邪魔しま〜す。
■ アイデンティティを感じさせる仕掛けが随所に
堀川 そうですね。そして天井は……。スーパーカミオカンデ?
石井 そうそう、アンドレアス・グルスキーの作品でも有名な……、ってちゃうわ! ホリヤンの天然っぷりに思わず関西弁でツッコんじゃったけど、これはベルルッティのアイコンとも言えるパティーヌの濃淡をイメージして作られたデザインらしいよ。
石井 ブランドアイデンティティを強く持っているベルルッティだからこそ、できるお店作りと言えるだろうね。
■ お目当ては先行・限定発売の「デニムカプセル」コレクション
石井 おぉ〜。これぞ、銀座店のリニューアルオープンを記念して先行&限定で発売されるという噂の……。
石井&堀川 「デニムカプセル」。
堀川 どのアイテムにもひと目でベルルッティであることがわかるスクリットがあしらわれた、ファン垂涎のアイテムですね!
石井 しかも、それを日本が世界に誇るデニムと組み合わせている点がニクイよね。いや〜、これはアツい! こんなの着て銀座の街を歩いたら、目立つこと請け合いじゃん!
堀川 早速、どれを買うか物色しちゃいましょうよ!
■ アイコンのスクリットがデニム地にあしらわれた秀作トラッカー
堀川 石井さん、絶対にそれいくと思ったんですよね〜。
石井 ジージャンは、ファッション小僧だった頃からの大好物だからね。しかもそこにスクリットが入っているだなんて……。もうオレ、感動のあまり……。
堀川 石井さん、感動しすぎて涙目になっていますよ。
石井 こりゃ失礼。でもそれくらい、ジージャンファンにも、ベルルッティファンにも刺さるアイテムだと思うんだよね。
堀川 確かに。しかもこれ、色が簡単に変わることのないように、2種類の洗い加工を施しているらしいですよ。
石井 マジで! じゃあ、ずっとこの表情でいてくれるってこと?
石井 最高じゃん! この程よくスリムなサード型のジージャンにワイドパンツ合わせて銀座の街を闊歩したいわ〜。
堀川 それ、お洒落ですね〜。Aラインシルエットになるから、スタイルアップ効果も見込めそう。
■ 見て良し! 使って良し!な日本限定トートバッグ
▲ バッグ34万2100円/ベルルッティ(ベルルッティ・インフォメーション・デスク)
▲ 長さの異なる2本のハンドルを設けてあるので、短い方はジャケパン、長い方はTシャツといった具合に、ドレスからカジュアルまであらゆるスタイルを合わせることが可能。また、スクリットパターンをあしらったデニム地と、趣きのあるヴェネチアレザーという組み合わせも、男ゴコロをくすぐります。
▲ バッグ34万2100円/ベルルッティ(ベルルッティ・インフォメーション・デスク)
▲ 長さの異なる2本のハンドルを設けてあるので、短い方はジャケパン、長い方はTシャツといった具合に、ドレスからカジュアルまであらゆるスタイルを合わせることが可能。また、スクリットパターンをあしらったデニム地と、趣きのあるヴェネチアレザーという組み合わせも、男ゴコロをくすぐります。
堀川 バッグラバーのワタシはこれですね。
石井 おぉ、それはもしや、今回の「デニムカプセル」のなかでも日本限定のトートバッグ『ウリス』じゃない。良いところに目をつけたね。
堀川 ココンチのバッグはいくつか持っているんですけど、どれもデザイン性が高いのはもちろん、使い勝手の良さまでしっかりと考慮されているから、ついついまた新しいものが欲しくなっちゃうんです。
石井 これ、長さの違うハンドルが2本ついているから、スタイルやシーンによって使い分けられて良いいよね。
堀川 そうなんです。ハンドルが短い時にはドレス、長い時にはリラックスしたカジュアル、みたいな感じで、獅子奮迅の活躍をしてくれそうです。しかもデニムがメインで使われているから、フルレザーよりも軽くて。荷物をたくさん入れたいワタシにとっては、本当に頼れる存在になってくれそうな予感♥
■ ジーパンもスクリット柄でラグジュアリー&アイコニックに
堀川 全面にスクリットパターンが。これなら凡百のデニムと差別化できそうですね。
石井 そうなのよ。デニムって定番のアイテムだからこそ幅広い層に愛されているわけだけど、それだけに個性を出すのが難しいのも事実じゃない。でもこれなら、インパクトも十分。デニム好きとしては、みんなが持っているであろう普遍的なインディゴ、爽やかなホワイト、とっぽいブラックに次ぐ、第四の選択としてぜひ揃えたいよね。
堀川 なるほど。第四の選択にして、一番インパクトのある真打というわけですね。
石井 そういうことになるかな。細身だから、ボリューム感のあるムートンコートとかが合いそう。全世界的に見ても銀座はスクリット柄の認知度が高い街だから、行き交う人たちにも“あのベルルッティのデニムをはいているお洒落な人”って思ってもらえそう。
堀川 ブランドのアイコン的な役割を果たしているのに、ちょっとインテリジェンスな香りすら漂わせていますからね、この柄は。
石井 そうなのよ。“主張はあるのにイヤらしくない”ってところがポイントだよね。
■ メゾンの卓越した技術によって遊び心を表現
石井 おっ! ホリヤンの爽やかなイメージにぴったりな白T。
堀川 「デニムカプセル」コレクションなので、首から肩にかけてのスクリットもデニムだと思うじゃないですか? でもよ〜く見ると……。
石井 なにこれ! 一見するとデニムのようなスクリットは、微妙にニュアンスの違うブルーの色糸の刺繍でできてるんだ!
堀川 そうなんですよ! ベルルッティのプレタポルテの真価が垣間見えるようなディテールに、もうゾッコンです♥
石井 デニム見えするスクリットが実は精緻な刺繍の技術でできているなんて、遊び心が効いているよね。まさにフレンチのエスプリって感じ。
堀川 これならサラリと一枚できても、夏ジャケの下に仕込んでも、確実に存在感を発揮してくれるはず。なんなら、青白コーデのスパイスとしても活躍してくれそうです。
■ さらにふたりの興味は尽きず、そのベクトルは秋冬の新作へ
▲ バッグ53万1300円/ベルルッティ(ベルルッティ・インフォメーション・デスク)
▲ 蛇腹設計になっているため、開口部はガバッと大きく開く作り。なので、荷物の出し入れもスムーズです。ちなみに、トップの部分にはドレスシューズのウェルトとそこにあしらわれるステッチを模したデザインを採用。錠前があしらわれた中央のメタルパーツは、ハンドステッチによって留められています。
▲ バッグ53万1300円/ベルルッティ(ベルルッティ・インフォメーション・デスク)
▲ 蛇腹設計になっているため、開口部はガバッと大きく開く作り。なので、荷物の出し入れもスムーズです。ちなみに、トップの部分にはドレスシューズのウェルトとそこにあしらわれるステッチを模したデザインを採用。錠前があしらわれた中央のメタルパーツは、ハンドステッチによって留められています。
堀川 石井さん。今回はベルルッティさんのご好意で、特別に新店オープン前に「デニムカプセル」コレクションを見せていただくって話だったはずじゃ……。
石井 うっ……。マ、マァ、コマカイハナシハサテオクトシテ。
堀川 動揺しすぎて、片言になっちゃっているじゃないですか。でも、確かにそのバッグはステキですね!
石井 でしょ! スポーティなメッセンジャー型なのに、パティーヌを施した色気溢れるレザーを使っているから、大人っぽさも十分。しかも随所にシューメゾンに端を発したベルルッティの出自を感じさせる靴の西方からインスパイアしたデザインがされていたり、デザインのアクセントにもなる錠前がついていたりと、アイキャッチな要素も満載なのよ。これを、ブルゾンにシャツ、スラックスと合わせて大人っぽく着けこなしたらお洒落だろうなぁ(妄想全開中)。

石井 ホリヤン。人のことを言い訳がまったくできない程の正論で注意しておきながら、自分もちゃっかり……。
堀川 ゴ、ゴホン(わざとらしい咳払い)。そんなことより見てくださいよ、この艶っぽさが最高潮に達したかのようなセットアップを。
石井 こ、これは! 体型補正効果も期待できそうなハリ感と、メゾンならではの上品な光沢感を備えたジャージー生地を使用した、まさに大人なセットアップだね。
堀川 そうなんです。実はこれに似たベルルッティのラペルドタイプのセットアップを持っているんですけど、出張の時なんかにすごく重宝していて。さらにこちらはワタシが所有しているものよりさらに進化したようで、ウエストにドローコードがついていたり、リラックスしたジップアップパーカ型になっていたりと、もう語りドコロ満載なんです。なんならさっき選んだ「デニムカプセル」の白Tを合わせたりなんかしちゃって云々……。
石井 ホリヤン、さすがにこれ以上長居すると関係各所にご迷惑をおかけしちゃいそうだから、続きは9月9日にこの店舗で開催する、ジローちゃんとのインスタライブの時にでも……(汗)。
堀川 りょ、了解しました〜(汗)。
■ お問い合わせ
ベルルッティ・インフォメーション・デスク
TEL/0120-203-718
ウェブサイトはコチラ

■ ちょい不良(ワル)オヤジがベルルッティにやってきた!
9月11日(土)にオープンする「ベルルッティ新銀座店」を祝して、9月9日(木)19時より、LEON×ベルルッティのインスタLIVEを開催します。
LEON編集長の石井が、我らがパンツェッタ・ジローラモと新店舗を回遊いたします。ベルルッティの店舗限定商品や新作の秋冬コレクションなかから、これは!なアイテムをピックアップして、モテるオヤジの選びとこなしをご提案いたします。なお、今回スペシャルゲストとしてタレントの橋本マナミさんが登場。ふたりのチョイスが橋本マナミさんのお眼鏡に叶うか、乞うご期待です!
【インスタLIVE配信日時】 9月9日(木)19:00〜
【配信アカウント】 @leon_magazine
【視聴方法】 配信日時に@leon_magazineのアイコンに「LIVE」と表示されたらタップしてください。