大人のお洒落、真夏の必需品ってナニ？

炎天下で汗ダラダラ、そして室内で冷房ガンガン。そんな激しい温度差は自律神経機能を著しく低下させ、夏風邪の原因のひとつになります。風邪で咳こんだり、熱を出すことは、時節柄、なかなか厳しいものがありますよね。そこでおすすめしたいのが、カーディガンです。

冷房が効きすぎたオフィスやカフェで重宝するのはもちろん、Tシャツやポロシャツ一枚の味気ない夏スタイルにアクセントを付けてくれます。室内では普通に着用して、屋外では肩掛けや腰巻するのがお約束。こなれた着こなしを演出してくれます。

で、選ぶべきカーディガンは、オフホワイトやベージュ系の淡いカラーが正解。淡色なら夏コーデを重たく見せませんし、どんなスタイルにもマッチするので活躍の場が増えます。

で、最も重要なのは肌触り。必ず着心地のやわらかい上質なニット素材を選んでください。だって、女性にそっと掛けてあげることもありますからね。

普段使いのコーデに重宝するベーシックなアイテムを主に展開する、日本のニットブランド「スローン」のVカーディガン。こちらは上質なシルクを使用し、18ゲージ天竺をフルファッション（袖や身頃をパーツ毎に編み、つなぎ合わせる）で編み立てたもの。着丈や身幅など、ゆとりのあるサイジングが今どきです。

屋外ではこんな感じで肩掛けするのがおすすめ。夏のド定番、ボーダーTシャツをよりエレガントな印象にしてくれます。ニットカーディガンの淡いカラーが、これまた夏の定番であるホワイト系のパンツやエスパドリーユのソールに調和しているのもポイントです。

肩掛けもエレガントですが、気取りすぎないこなれ感を出したいなら腰巻きもおすすめ。白シャツにダメージ加工のデニムという、超シンプルなコーデイネートも、カーディガンを腰巻きするだけで、印象は激変します。

ジョン スメドレーが得意とするハイゲージ（30ゲージ）のコットンを使用した、なめらかな肌触りが魅力の一枚。ほどよくリラックス感があるように設計された総針の前立てと深めのVゾーンが特徴。従来品からボタンの数をフロント5つに変更し、スッキリとした印象に進化。ちなみにカラー名は「クラウド」。夏の空を想わせる、さわやかな色合いも最高です。

着こなしのアクセントになるスタンドカラーが特徴的なカーディガン「CHIOTO（キョート）」は、ザノーネを代表するロングセラーモデル。フロントがリネン、バックはコットンというコンビ素材を採用。前身頃はリネンのケーブル編みで風通しが良く、一方、後ろ身頃は伸縮性に富んだやわらかなコットンで可動性を配慮しているんです。