春夏の新定番!? カーデ感覚で羽織れる"ゆるジャケ"とは？

だんだんと気温も湿度も上がってきますと薄着で過ごしたい日が増えてきますが、大人たるもの平日からTシャツ一枚ではご近所や周りの目が気になるものです。せめてジャケット一枚羽織っていればキチンと見えるので安心ですし、外出先でもラフ過ぎるスタイルでは入りづらいお店にも入れるというもの。冷房の聞いた店内で凍えることもありませんし、いざというときは同行の女性の肩に掛けてあげるだけでも喜ばれるものです。

上質素材でシルエットも美しいイタリアのテーラード系ブランドからは、多彩なシーンで使えるジャケットがいろいろと登場していますので、オンでもオフでも使えて“キチンと見え”するジャケットの着こなし方とそのアイテム選びについて最新事情をお伝えしましょう。

ネイビーポロとグレスラのコーデは、クールビズ解禁の会社では問題ないコーデなのですが、やはりジャケットを一枚羽織るだけで、周りからの見え方も自分の心持ちもガラリと変わるもの。ましてやダブルのジャケットなら、貫禄も威厳も付いてきて胸も張れることでしょう。とはいえコチラただ単に強面のダブルジャケットかというとさにあらず。ワッフルニットのゆるジャケ風カーディガンで、袖に飾りボタンがない正真正銘ダブル見えするニットカーデです。

ニットカーデゆえシルエットは丸味があって優しそうに見えますし、着ている本人もノンストレスでリラックス感は満点です。頼れる先輩・上司を演出するのにも最適な一着といえるでしょう。ドレスな時計やバッグ、シューズを合わせれば、ニットカーデとは思えないほど、きちんとビジネスジャケットに見えますのでご活用ください。

休日の短パンカジュアルも、ジャケットを羽織るだけでぐっと大人っぽく見えるもの。ヘンリーネックのTシャツに切りっぱなしの短パン、素足にスニーカーというラフな出で立ちでも、紺ジャケが一枚あるだけで、リッチな大人の余裕も漂います。

ここでのポイントはネイビーと白の２色に押さえているところ。ジャケットと短パンを同色にしたことで、まるで短パンスーツのようなモダンな印象を醸せますし、インナーやスニーカーなどその他のアイテムを白にしたことで、夏の海と空を思わせる爽やかなカラーリングで季節感を存分に漂わせてくれます。白場を多くするほどに、見た目にも清涼感が増しますので、肩がけの白ニットも大正解なのです。

スウェットジャージーのドレスウェアで一躍、大人気となったチルコロの新作は、リネンとナイロンの混紡ジャージーで仕立てられています。ジャージーならではの伸縮性はそのままに、リネンならではの杢調のルックスとドライなタッチには軽さと清涼感が漂うのがおわかりいただけっるかと。袖裏が付いているので、インにシャツを着たときの滑りもよく、着心地はクラシックなジャケットのそれと同等なのも嬉しいポイントです。

シアサッカーのジャケットは、生地の凹凸が汗ばむ素肌に張り付かないので、これからの季節に最適。てろんとしていますが、きちんと身体にフィットするようにカッティングや縫製に気遣われているあたりは、ジャケットのことを知り尽くしたファクトリー謹製ならでは。袖裏も省いた完全なる一枚仕立てゆえ、シャツ感覚で羽織る事ができますから着こなし方の自由度も高そうです。

フロントは1つボタンで袖の飾りボタンはなく、ミニマルな雰囲気が漂うこのジャケットは、リネンを混紡したストレッチ素材「ミラクルストレッチ」が使われています。リネンらしい天然素材のタッチを残しながら、ここまで伸縮性があるのはまさにミラクル！

同素材でセットアップできるパンツは、九分丈の太めシルエットでモダンなシルエットですので、素足にスリッポンやサンダルなんかで合わせると似合いそうです。

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