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2021.08.13

意外と知らない!? 3大ポロシャツブランドを徹底比較!

スポーツウエアとして生まれ、ストリートでも人気を定着。そして、今となっては夏のビジネスウエアとしても市民権を得たポロシャツ。数多のブランドが展開していますが、王道といえばこの3ブランドでしょう。

CREDIT :

写真/島本一男(BAARL) スタイリング/髙塩崇宏 文/安岡将文

自分好みなポロシャツとの出会いは、生涯の糧です

クールビズにおいても定番となった今、ポロシャツは日本の夏の国民服と言っても過言ではありません。そもそもバリエーションの多いアイテムですが、その中でもマチガイのない王道といえばラルフ ローレン、ラコステ、フレッドペリーのソレでしょう。

最も歴史が古いのはラコステの「L.12.12」で、1933年に誕生。次がフレッドペリーの「M12」で、1950年代。最後はラルフ ローレンで、1972年となっています。

どれも名作とあって選ぶのは至難。まぁ、3着買っちゃえばイイんですけどね。それでも、ポロシャツ3傑それぞれの個性を知っておくことは実に有意義。永久不滅の定番ブランドだけに、今さら知っても損はありませんよ。
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シルエットや生地感はどう違う? 

ラコステ「L.12.12」はMサイズで身幅54cm着丈72cm、フレッドペリー「M12」は42サイズで身幅54.5着丈72cmと、近しいサイズに。肩幅はM12の方が1cm狭く、やや細身な印象に。対してラルフ ローレンは、今回「クラシックフィット」で比較。Mサイズで身幅56.6着丈72cmと、身幅にゆとりのあるサイジングになっています。生地は鹿の子で共通していますが、ラルフ ローレンが最もスムーズな肌触り。次いでラコステ、フレッドペリーという順で、フレッドペリーは比較的厚手でしっかりとした風合いに。

襟の形はどう違う?

台襟がなくとも、自然な立体感に定評があるラコステ。この中では最もコンパクトで、フレンチブランドらしい洗練さを楽しませてくれます。それよりも幅広なのがフレッドペリー。おなじみのラインアクセントも相まって、カジュアルな印象を強めます。ラルフ ローレンにおいては、ドロップテール然り、英国伝統らしさが漂う幅広さを披露。クラシックフィットという名のとおり、最も貫禄があります。
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前立てはどう違う?

前立ての比較では、ラルフ ロレーンが最も幅が広く短いのが一目瞭然。幅の広い襟とのバランスを考量したデザインに。対してフレッドペリーの幅は狭く、スポーティというよりシティな印象に。こちらも、幅の狭い襟とのバランスが考慮されています。注目はラコステで、左右の襟リブの間に隙間があるんです。これは、左右の襟の開き具合が均等になることを狙ったもの。美意識の高いフレンチブランドならでは。

裾はどう違う?

最も特徴的なのがラルフ ローレン。後ろ身頃の着丈が長くなった、通称テニステールとなっています。これは、前傾姿勢で構えた時に腰回りが露出しないためのもの。英国の伝統的スタイルを根幹とする、同ブランドらしさが表れています。ラコステの「L.12.12」はトライアングルスリット、フレッドペリーの「M12」はノンスリットで、ともにフラットになっています。
同じポロシャツでも、微妙なシルエットやディテールの違いで、案外印象は変わるもの。3ブランドそれぞれの印象としては、貫禄のラルフローレン、エレガントなラコステ「L.12.12」、カジュアルなフレッドペリー「M12」といったところかと。う〜ん、結局3着大人買いが正解ってコトですよね。
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

フレッドペリーショップ東京 03-5778-4930
ラコステお客様センター 0120-37-0202
ラルフ ローレン 0120-3274-20

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