名品の仲間入りをした、昨今注目のリカバリーサンダルとは？

スニーカーがすっかり大人の足元における定番となったように、サンダルもまたおなじみとなりました。特に夏シーズンにおいては、その存在感はより強く。なかでも人気なのがリカバリーサンダルです。

リカバリーサンダルとは、本来運動後の疲れた足を癒すために履くモノ。LEON.JP読者の方なら、ゴルフやジム帰りに愛用している人も多いでしょう。アッパーのタイプは限定せず、トングやストラップなどさまざまにあります。一番の特徴は、分厚いソール。足へのストレスを極力減らすように、やわらかで低反発なソールが採用されています。実はその厚みのあるソールが、街履きを可能にしている点にも注目。ビーチサンダルのようにペラペラでない分、比較的オシャレサンダルと認識させてくれるってワケです。

今回ご紹介するのは、そんなリカバリーサンダル市場をリードする2ブランド。スポーツやアウトドアがキーワードとなる昨今に生まれたジャンルですが、その履き心地の良さにハマる人は多く、いずれこの2ブランドが名門となるのは確実かと。

2011年にリカバリーシューズ専門のブランドとしてアメリカで創業したウーフォス。元々リーボックでフリースタイルを開発したポール・ブラウンをはじめとしたメンバーではじめたと聞けば、そのシンプルなデザインの裏側に画期的な仕掛けがあることが想像できるかと。2年半の開発期間を経て開発されたウーフォームは、高い衝撃吸収性とともに、土踏まずをしっかりサポートする人間工学に基づいたフットベッドが特徴。足だけでなく、膝や腰、背中の負担も軽減してくれます。

コチラは、トングを採用したいわゆるビーサンタイプの「OOriginal-15」。ソール&アッパー一体型のデザインは一見簡素に見えますが、履けばその快適さにヤミツキ確実です。

スリッパタイプの「OOahh-17」。「OOriginal-15」と同じく定番モデルで、その新色となるモカ。ソックスを履いたまま履けるので、より幅広いスタイルで活躍してくれます。ストラップのサイドがヒールまで伸びていることで、左右への安定感を得ています。

厚底スニーカー人気の火付け役、そう言って差し支えないでしょう。スニーカーブームの最中に彗星の如く登場したランニングシューズブランドのホカ オネオネは、フランスが発祥。現在は、アメリカ・カリフォルニア州に拠点を置きます。過酷なコースを長時間走り切れるための極厚かつロッカー形状のソールをもったトレイルランニングシューズを生み出します。開発者自身が膝の怪我に悩まされていたとあって、その衝撃吸収能力はかなりのもの。その後ロードランニングシューズなどの展開が広がり、そのシューズのスペックを取り入れたリカバリーサンダルにおいても、遺憾なく披露しています。

コチラの「オラ リカバリー フリップ」にスポーティーなオレンジが新色で登場。極厚のミッドソールだけでなくフットベッドもやわらかく、また解剖学に基づいたトング型ストラップも快適さを約束します。

ファッション性の高いデザインも、ココが一躍人気シューズブランドとなった理由。スリッパタイプの「オラ リカバリー スライド」は、フリップと同じくミッドソールとフットベッドがともに極上の履き心地を提供。新色となるグリーンアッシュが、夏コーデの差し色にうってつけです。