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2018.06.11

ポロシャツがおじさんに見えない、3つのテク

ポロシャツはカジュアルにもキレイめにも着られる便利なアイテム。夏ともなれば、皆さん当たり前のようにお世話になっていると思います。ですが、いつもなんとなく着ていませんか? そんな姿は周囲から、”おじさんスタイル”として見られてることが往々にあるのです。というわけで、ポロシャツ姿をぐっとお洒落に見せるテクをご紹介します。

CREDIT :

写真・スナップ/Massi Ninni、Yu Fujiwara(@8and2) 、静物・蜂谷哲実  スタイリング/稲田一生 文/吉田 巌(十万馬力)

ワンテクでいつものポロシャツがお洒落に見える

ポロシャツは基本的なデザインはそう変わらないはずなのに、お洒落に見える人と、そうでない人に分かれるのは一体なぜでしょう?

イタリア男たちの着こなしを観察したところ、ポロシャツの着こなしには、3つのちょっとしたテクが有効であることが判明。昭和のお父さんぽくなりたくない人は、以下ご参考にしてみてください。

● ポロシャツテク その1  

ポロシャツの下にTシャツを一枚着る

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年を取れば体型は若い頃とは変わってきます。昔はポロシャツを直接肌に羽織っただけでサマになっても、胸筋が垂れたり、お腹がポッコリ出ていたりすれば、それが似合わなくなってくるのも当然です。

そこでおすすめなのがご覧の御仁のように程よくゆとりのあるポロシャツの下に丸首Tシャツを一枚挟むテク。こうすることで体型がカバーできるほか、乳首のポッチがいやらしく透けることも防げるんです。

また首回りの肌の露出が減ることでシックな雰囲気が高まるのもポイント。ちなみにこの方はポロシャツとTシャツのトーンを揃えて大人っぽくまとめていますが、逆に白Tシャツでコントラストを効かせるのもあり。ぐっと若々しくスポーティな印象となります。
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● ポロシャツテク その2 

同じ色のジャケットを着る

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ポロシャツをジャケットに合わせるのは定番的なコーディネート。それをより今っぽくこなすなら、この御仁のように両者を同系色で揃えてみましょう。メリハリを効かせるよりぐっとモダンな雰囲気となりますから。さらにそれぞれの素材感まで揃えばなおよし。ジャケットが梳毛のクリアな風合いなのに、ポロシャツが無骨な鹿の子生地だとどうしたってチグハグしてしまいますから。

このお方も見るからに柔らかな風合いのジャケットと、ニットポロの素材感がぴったりマッチ。ポロシャツの第一ボタンまできっちり止め、裾はスラックスにインし、シックさを高めているのもさすが。ぜひ真似してみてください。

● ポロシャツテク その3 

パンツはグレスラにする

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ポロシャツを着る時、ボトムスはデニムやチノパンのカジュアルパンツと決めている人も多いと思います。若いうちならそれもいいですが、お年を召してくるとそれが無理な若作りに見えてしまうことも。その場合の解決策を教えてくれたのがこのスタイリング。

そう、思い切ってグレースラックスと合わせてしまうんですよ。ただこのスタイルは一歩間違えるとクールビズのおじさんと変わらぬ印象となってしまうのも事実。なのにこの方がそう見えないのは、パンツのセレクトが巧みだからでしょう。

腰まわりにゆとりをもたせつつ、裾にかけてシュッとテーパードの効いたシルエットで、プリーツやコインポケットでほのかな装飾性もあり。こういうパンツならポロシャツをインしてもいい感じにキマるんですね。加えて言えば、あえてベルトを外して着用しているのも大人の寛ぎ感に貢献しています。どうぞご参考に。
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『大人が着るべきポロシャツ3選』

定番の鹿の子生地のポロシャツもいいものですが、あちらはスポーティなニュアンスが強く、シックに着るのが難しい場合も。そこでおすすめは、最近流行りの“レトロポロ”と呼ばれるタイプ。

鹿の子と同じ編み地ではありますが、こちらのほうがより高級感あるハイゲージなニットを用いており、見た目も風合いもラグジュアリー。多くは長めの襟を備えており、それがクラシックな雰囲気を高めてくれるのもいいところです。

こうしたレトロポロで白、黒、グレーといったシックなカラーを選べば、手持ちの服とも合わせやすく、この夏大活躍してくれるはずですよ。

『選びの基準はスポーティ過ぎないこと』

 1. どこかレトロな長めの襟

 2. 肌触りが優しいニット素材

 3. 白黒グレーなどのシックなカラー

● ISIS / ジョン スメドレー 

元祖“レトロポロ”として知られるロングセラー

ポロシャツ2万6000円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー)
2万6000円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー)
1930年代に誕生し、ロングセラーとなっている上質なコットンを30ゲージで編みこんだニットポロ。ややゆったりしたシルエットで、美しいドレープが出ます。
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● ニットポロ / アルテア 

レトロポロ初心者も安心。オールマイティに使えるニットポロ

ポロシャツ1万9000円/アルテア(アスティーレ ハウス)
1万9000円/アルテア(アスティーレ ハウス)
クラシックなデザインですが、シルエットは程よく細身でジャケットインもしやすいモデル。襟もやや小さめでレトロポロ初心者も無理なく着られます。インポートながら、こなれた価格もうれしいポイント。

● ニットポロ / クルチアーニ 

例年、完売御礼。リッチに見える高級ニットポロといえばコチラ

ポロシャツ4万1000円/クルチアーニ(クルチアーニ銀座店)
4万1000円/クルチアーニ(クルチアーニ銀座店)
イタリアを代表する高級ニットメーカーが手掛けたニットポロ。カットソー的な風合いの27ゲージのコットンニットはさまざまな服と合わせやすく、それでいて確実に着る人をリッチに見せてくれます。

■ お問い合わせ

リーミルズ エージェンシー 03-3473-7007
クルチアーニ銀座店 03-3573-6059
アスティーレ ハウス 03-3406-7007

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