2021.09.14
ランニング系スニーカーを大人にこなす方法
楽チンで快適ゆえ、ランニング系スニーカーをヘビロテする方も多いかと。でも、一方でスポーティさ、子どもっぽさを避けたいジレンマもありますよね。そこで選びたいのが、やんちゃな派手めデザインに振り切ったソレ。洋服とのコーディネートも交え、その活用法をご紹介します!
- CREDIT :
写真/鈴木泰之(Studio log) スタイリング/四方彰敬 ヘア/Takuya Baba(SEPT) 文/T.Kawata
では、それをどう体現するか? あらゆる視点から考えてみました。
ランニング系はちょっと“やんちゃ”なぐらいがいい
「スポーティに見えすぎる」、「少々、子どもっぽい」といった、落とし穴もあるんです。そこんとこを、うまく回避して“ほどユル艶あり”に見せるのが、シン大人カジュアルのスニーカー活用法。気になるそのカギは、まず、中途半端ではなく、主張のあるデザイン=やんちゃテイストのモデルを選ぶことにあります。
ランニング系スニーカーは、機能的なだけでなく、ちょい派手なデザインのものも多いでしょ。それを逆手に取って、大人ならではの視点でチョイスするのです。それでスポーティさを払拭しつつ、好感度のあるやんちゃな雰囲気を演出するという算段です。
特に、イタリアブランドのランニング系タイプのスニーカーは、遊びすぎなくらいのデザインが豊作ですから、それを活かさない手はありません。
肝心の装いは、コート系スニーカー同様に、スマートなカジュアルセットアップを推奨いたします。とはいえ、この場合は、やんちゃテイストのスニーカーに負けない柄物を選ぶのが最大のポイント。大人の艶が薫るダブルブレステッドなら、いうことなしです。
では、そんなシン大人カジュアルの好例を、ポイントと合わせて順にご紹介しますので、ご参照くださいまし。
◆ POINT 1
ほどよいゆとりが、大人の余裕を醸し出します
![靴7万4800円/フィリップモデル(トヨダトレーディング プレスルーム)、ジャケット9万1300円、パンツ4万700円/ともにバレナ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)、Tシャツ1万1000円/マッキアジェイ(三崎商事)、サングラス3万6300円/アイヴァン(アイヴァン 東京ギャラリー)](https://assets-www.leon.jp/image/2021/09/05135136619265/1600/RunningSneaker_031.jpg)
ジャケットは大人っぽさや艶感を盛るために、できればダブルブレステッドを選びましょう。加えて、主張のあるスニーカーに負けず、それでいて、すんなり馴染む柄を選ぶのもポイントになります。悪目立ちしにくくトライしやすいのは、こちらのようなクラシックテイストのチェック柄。
◆ POINT 2
二度見されるぐらいの主張あるデザインをチョイス
![](https://assets-www.leon.jp/image/2021/09/05135148428189/1600/RunningSneaker_114.jpg)
上は1990年代のストリートシーンからインスピレーションを受けたフィリップモデルの新作。スエードと高密度ナイロンのコンビネーション、シューレースに付いた左右異なるデザインのメタルプレート、大きなハトメなど、随所に個性が光ります。
◆ POINT 3
大人っぽさと遊び心はトップスにも隙なく盛り込む
![](https://assets-www.leon.jp/image/2021/09/05135159356459/1600/RunningSneaker_125.jpg)
着こなしは、ちょっとユルめのサイジングのものを、ボタンを留めずに全開で羽織るぐらいがいい塩梅。できれば、プリントや刺繍などに主張のあるインナーを合わせて遊び心を添えておくと、こなれ感が増しますよ。
◆ 推しのランニングタイプ その1 「トッズ」
上質感、デザイン性ともに文句なしのバランス
![スニーカー9万7900円/トッズ(トッズ・ジャパン)](https://assets-www.leon.jp/image/2021/09/08100900758149/0/RunningSneaker_TODS.jpg)
ストローベル製法による、屈曲性、軽量な仕上がりは、一度履けば止められなくなること間違いなし。形状記憶性能のあるインソールと相まって、最高の履き心地を味わえますよ。
◆ 推しのランニングタイプ その2 「プレミアータ」
お洒落のついでに背が高く見える利点もアリ
![スニーカー4万700円/プレミアータ(ウエニ貿易)](https://assets-www.leon.jp/image/2021/09/08100905479821/0/RunningSneaker_Premiata.jpg)
今回ご紹介のモデルは人気シリーズ「マセ」の新作。タンに「マセ」のロゴが入るうえ、専用ボックス付きなのも嬉しい限り。
◆ 推しのランニングタイプ その3 「ボイル ブランシェ」
大人向き上品カモフラ柄の決定版
![スニーカー4万7300円/ボイル ブランシェ(WAKO&CO)](https://assets-www.leon.jp/image/2021/09/08100909543147/0/RunningSneaker_VOIL.jpg)
レトロ感溢れるアッパーのデザインと、摩擦や型崩れに強いゴートスキンの組み合わせなど、機能、デザインともに満足度が高い一足。うっすら見えるカモフラ柄とオレンジの挿し色もポイントです。
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ウエニ貿易 03-5815-5720
トッズ・ジャパン 0120-102-578
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