ウェリントン型の黒セルサングラスがキメすぎに見えない掛け方って？

サングラスのなかでもウェリントン型の黒セルは、日本人顔に似合うので誰もが1本はお持ちかと。ですがそのきりりとしたルックスが立ちすぎて、キザな印象になってしまうのはいただけません。とくに夏は日常的にサングラスを必要としますので、悪目立ちには気をつけたいもの。

ではどうすべきかと申しますと、あくまでカジュアルに、程よくユルめなスタイルに合わせるのがコツなんです。Tシャツ＆短パンスタイルや、シャツなら裾はアウトしてユルめのヌキどころを作ってあげるのが黒セルウェリントンの確実な攻略法です。

こちらの方をご覧ください。白シャツ＆パンツのシンプルコーデに黒セルウェリントンを合わせていますが、なんとも大人っぽくもユルりとした雰囲気です。そのポイントは、片方だけアウトさせたシャツの裾や、ボタンを3つ開けてバンダナを巻いた襟元、そして肘上までの袖まくりといった小ワザなのです。パンツもサルエル風のシルエットを選び、キメ過ぎないように仕上げていますね。

これならサングラスの硬さが程よく中和されて、実にいい塩梅のお洒落具合。ここでジャストサイズなシャツでタイドアップして、パンツも美脚なスラックスだったなら、まるでエージェント・スミスといった具合に……（笑）。こなれ感とは程遠いものになってしまうワケなのです。

ドレッシーな白シャツをきっちり着て、黒セルウェリントンを合わせてしまうと、まるでエージェントかSPのように緊張感ある面持ちになりかねません。ジャケットなんか羽織ってタイドアップしたら、それこそゴッドファーザーの世界ですので悪目立ちにはくれぐれもご注意ください。

夏に黒セルウェリントンをお洒落に掛けるなら、シャツをラフに着て、ボトムスはプリーツ入りのカジュアルなチノ。足元にスリッポンを選べば、肩の力のヌケた休日のサングラス顔が簡単に仕上がります。さらに腰巻きニットや、リゾート感のあるリラックスした小物使いでよりこなれた雰囲気に。こんなカジュアル使いをマスターして休日のお供として楽しみくださいませ。

レイバンのウェリントン型と言えば、お馴染み「ウェイファーラー」。フレームサイズの違いや折りたたみ仕様等、いくつかモデルがありますが、基本中の基本モデルは重厚なウェリントン型セルフレーム。顔に沿うほんのりカーブや、独特なテンプルの形状など、男女の別や国籍など問わず誰にでも似合うマスターピースです。オフィシャルサイトでは各部のパーツカラーを選べるなど、オリジナルモデルをカスタマイズオーダーすることもできます。

「オリバー ゴールドスミス」は1926年にロンドンで誕生した老舗のアイウエア。50〜70年代には、その強烈な個性から、数々の名優やアーティストのアイコンとして愛されました。こちらのモデルは「アナベル-s」。細身のクラシックなフレーミングで、レンズシェイプもほんのりやわらか。目尻に角度がついていることで大人っぽい表情ですが、小顔の女性にも似合うので、パートナーと兼用もできる万能サングラスです。

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