2018.08.27
お洒落な男は、ストローハットとパナマハットの違いがわかる!
ストローハットとパナマハットって、一緒なんじゃないの? いえ、一緒のようでちょっと違うみたいなんです。ファッション好きならば、これくらいは知っておかないとですよ。
- CREDIT :
文/安岡将文 イラスト/林田秀一
ストローハットとは、端的にいえば「麦わら帽子」のこと。正確には麦わらに限定せず、天然の草を使用したハットの総称となっています。あれ? じゃあパナマハットも含まれるんじゃないの? と思った方もいると思いますが、ここがポイントです。含めようと思えば含まれるのですが、帽子業界的にはパナマハットはストローハットから区別されています。理由は、特定の天然草のみを使用しているから。
パナマハットに用いられるのはトキヤ草のみで、主にエクアドル産となります。それを職人の手作業で編み上げたもののみが、パナマハットと呼ばれているのです。ちなみに、現在のパナマハットの形になったのが16世紀ごろのエクアドルと言われており、20世紀に入りアメリカ大統領がパナマ運河訪問時に着用したことから、名称がパナマハットとなったと言われています。
もちろん、ストローハットをジャケットに合わせてはダメってことではないんですが、パナマとストローの違いをちゃんと知った今なら、スタイルも区別したほうが大人の貫禄がでる! 例えば、イラスト左のようなビシッとジャケットで決めたときはパナマハットを、イラスト右のようにカジュアルな装いのときはストローハットを。ここまで徹底すれば、そこらの若造との違いを見せつけられるってものです!
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