スーツがキマる!? 大人なブーツはこの３つ！

さて、お次は足首隠しの具体策。ここでもっとも大切なのは、あくまでも意図的に隠すということ。つまり、隠していることを魅せる演出が肝要なのです。その急先鋒が足首を艶やかに包み込むドレスブーツ。とりわけジョッパーやサイドゴアブーツなど、くびれが際立つ細筒で、精悍な黒の一足が有効です。でもって、さらにボルドーのソックスを合わせましょう。座った時などにチラ見えするソックスがボルドーなら、赤ほど目立ちはしないにせよ、どうしたって目が行きます。このなんともニクいサジ加減がボルドーソックスの魅力。色味自体も芳醇なムードゆえ、否が応でも色っぽく見えるという仕掛けです。

土踏まずから足首に沿ってグラマラスにくびれた細筒のドレスブーツがあれば、スーツスタイルの足首隠しはとっても艶っぽくキマります。ラストも細身のハンサム顔がお約束。色はそのタイトなフォルムを強調する精悍な黒が必須です。パンツの裾から覗く足首がブーツで隠されていると、こうも艶っぽいのです。

同ブランドのカントリーコレクションを代表するキャップトウブーツ。ややボリュームのあるラウンドトウながら、全体の雰囲気はあくまで上品でスマート。

最高級の素材を用い、高い技術力を駆使して作られたシングルレザーソールのジョッパーブーツ。踵のくびれも美しい一足は時代を超えて愛されるクラシックモデルです。

ブーツで足首を隠したからといってソックス選びをおろそかにしてはいけません。むしろそこを"魅せる"感覚が大事。で、オススメはズバリこの一足。控えめながらも艶っぽさ滲むボルドーかつ、色気を透けさせないリブ編みというのが選びのポイント。

エレガンスと色っぽさを兼ね備えたカラーであると同時に、赤ほど目立たないから合わせやすいボルドーのリブソックス。しかも、どんな色のスーツとも不思議なほどにハマるのですよ。