永遠の定番アイテム「ダブルの紺ブレ」をイマドキに着こなすには……

定番こそアップデイトが肝要です。と、LEONは創刊以来ず〜っと言い続けてきました。だからこそこういう連載もあるのです。そんなLEONも創刊から丸20年。そこで今回は、この記念すべき節目にふさわしい王道アイテムを、ということで定番のなかの定番、紺ブレをお届けします。

CREDIT :: 写真／人物・HIRO KIMURA（W）、静物・鈴木泰之（Studio Log）　スタイリング／中西真也　ヘアメイク／山形哲矢（SIGNO）　文／竹内虎之介（シティライツ）

FASHION

大定番だからこそ選びとこなしで、いまっぽいお洒落感を

定番こそ定期的なアップデイトが欠かせません。が、逆に選びとこなしを更新すれば、いつだって間違いのないお洒落が手に入ります。白Tとデニムでこなす、このリラックスした紺ブレスタイルのように。

◾️ ラルフローレンパープルレーベル

エレガントで艶っぽい、モダンなダブルのネイビーブレザー

非常にキメ細かで上品な光沢を帯びた、上質なウール素材のダブルブレステッドブレザー。やや明るいネイビーの色味や艶やかなゴールドのメタルボタンにも、リッチでエレガントなムードが滲む一着です。

Select Point

ダブルの紺ブレの選び方

LEONが考える定番には、時代の空気を呼吸したアップデイト感が必要不可決。さらに、オヤジにアドバンテージがあることがとっても肝要。だから紺ブレも、一周回って新鮮、かつ貫禄のあるダブルを選ぶのです。

上質なオーストラリア産メリノウールを時間かけて織り上げたオリジナルサージ素材のダブルブレステッドブレザー。控えめのシェイプとフレンチテイストの丸みを帯びたラペルに特徴をもつエレガントな一着です。11万円／ランバンコレクション（ジョイックスコーポレーション）

Point 【１】ダブルブレスト
いま、紺ブレを新調するなら新鮮にして貫禄のあるダブルでキマり。ボタンを留めて着ればグラマラスに、開けて羽織れば軽やかさを演出できます。

Point 【２】メタルボタン
改めて言うまでもありませんが、ブレザーという以上、ボタンはメタルであることが必須。でもボタンの色は、金でも銀でもいぶし系でも構いません。

Point 【３】 微光沢の生地感
紺ブレの艶っぽさをさらに引き出してくれるのが、
エレガントな生地感。さり気ない光沢感やドレープが装いを格上げしますよ。

Column

LEONの編集ページでもことあるごとにご提案しているのがこのメタルボタンの紺ブレ。時代は変わっても持ち前の艶っぽさは変わらない、我々の定番アイテムなのです。

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Coordinate Point

基本のこなし方

紺ブレは元来エレガントなアイテムです。なので、
まずは品良くシャツを合わせてこなしましょう。とはいえタイドアップでは、いまどきのこなれ感に欠けますゆえノータイ＆デニムでリラックス感を添えるのが正解です。

品良くカジュアルダウンがモダンに装うポイントです

ジャケット11万5500円／タリアトーレ（トレメッツォ）、シャツ2万2000円／ポール・スチュアート（ポール・スチュアート青山本店）、パンツ3万8500円／ピーティートリノデニム（PT JAPAN）、スカーフ1万3200円／フラテッリルイージ、靴2万4200円／ユナイテッドアローズ（ともにユナイテッドアローズ六本木ヒルズ店）、メガネ4万1800円／フォーナインズ、時計161万7000円／ゼニス

襟、肩、バスト以外は一枚仕立てを採用した、軽量仕立てのダブルブレステッドモデル“G-DARREL”のネイビーブレザー。生地はウールにコットンをブレンドした微起毛素材。肉厚感と柔らかさを兼ね備えた仕立て映えするファブリックです。

そんなダブルの紺ブレをモダンに装う鍵は、カジュアルダウンにこそあります。スカーフを巻いたノータイのドレスシャツ＆シブ青デニムの合わせがいい塩梅なのです。

2021年11月号より
※掲載商品はすべて税込み価格です

◾️ お問い合わせ

ジョイックスコーポレーション　03-5213-2532
ゼニス　03-3575-5861
トレメッツォ　03-5464-1158
PT JAPAN　03-5485-0058
フォーナインズ　03-5797-2249
ポール・スチュアート青山本店　03-6384-5763
ユナイテッドアローズ六本木ヒルズ店　03-5772-5501

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