2018.10.22
今、スニーカーはコラボものが買いである! その理由とは?
いまだ衰えを知らないスニーカーブーム。昨今ではスニーカーブランドとファッションブランドとのコラボレーションも数多く目にするようになった。今回は、その理由とその魅力に迫ります!
- CREDIT :
写真/島本一男(BAARL) スタイリング/髙塩崇宏 文/安岡将文
90年代を経て、多様化する昨今のスニーカーデザイン
90年代のスニーカーブームは、少なくともここ日本ではアメカジやスケーターなどが中心となった、いわばストリートキッズがブームを牽引していました。対して、昨今のスニーカーブームでは、ラグジュアリーブランドやドレスブランドにまで勢力圏を広げ、いわばファッションシーンすべてにおいて、スニーカーがブームとなっているのです。
なぜそこまでブームが広がったのか。その要因のひとつに、ナイキのエアマックスやジョーダンシリーズ、リーボックのポンプフューリーやアディダスのエキップメントシリーズなど、スニーカー史において多くの名作を生み出した90年代を、リアルタイムで経験したデザイナーの存在があります。
新コラボに見る、スニーカーの今どきとは
ところが現在では、ファッションアイテムとしての存在意義が先行しているといっても過言ではないでしょう。現在、多くのスポーツブランドがアパレルデザイナーとコラボコレクションを展開しているのが、その証です。
今回ご紹介する「アディダス テレックス×ホワイトマウンテニアリング」 もそのひとつ。同コレクションを手がけるデザイナー相澤陽介氏は、1977年生まれ。多感な青春時代を、90年代に過ごしたひとりです。
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スポーツアイテムからファッションアイテムへのさらなる進化
90年代「アディダス」のアウトドアモデルといえば、アディタンジェントやシーユーレイターを思い出します。それらアウトドアモデルのデザイン概念とはまるで異なりますが、ボアクロージャーシステムによりギミック感を主張するデザインには、どこか90年代スニーカーの面影をにじませます。
現在に続くスニーカーの基礎とも言える名作を多く生み出した90年代のブームを、肌で知る彼らが進化させたスニーカーデザイン。ストリートキッズの間だけでなく、様々なスタイルで、そして大人の間でスニーカーブームを巻き起こしたのは、彼らの存在なくしては起こり得なかったと言えるでしょう。
進化しつつも90s心を突くデザイン
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コラボでは、オリジナルカラーリングとともに、「アディダス テレックス」オフィシャルフォントにより、ミッドソールに「ホワイトマウンテニアリング」のネームをデザイン。本来ミニマルなデザインを、アイコニックな1足に見せた。
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いかにもスポーティにならないのが、大人スニーカーコーデの原則
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