いまから大活躍！ ダウンベストは何を買うべき？

寒さが増してきたとは言え、日中は暖かく外出時間もそこまで長くはない昨今では、本格的な防寒をそこまで必要としないことも。そんな時に頼りになるのがダウンベストです。ボディでほっこりする一方で腕は開放的なダウンベストは、秋から初冬はアウターとして、真冬にはコートのインナーとして、活躍の場も多く使い勝手も文句なし。

キャンプなどのアウトドアシーンで注目されることもあって、タフな生地や軽快なナイロンが主流ですが、都会派な大人が色気や優しさを添えるなら上品な素材が狙い目です。例えばカシミアとかシルクとか。特に男らしさを示すダウンベストは、こうしたラグジュアリー素材を選べば上品なイメージに早変わり。印象はぐっと優しくなり、本特集のキモであるマイルドとワイルドの両立もできちゃうんです。

肌触りのいい滑らかさがエレガンスを誘うこちらは、ウールとカシミアを混紡した生地を採用。デタッチャブルフードとライニングにジップポケットが付属し、機能性も申し分ありません。ダウンベストとはいえ優しさのあるウーリーな素材なので、Gジャンと合わせても無骨すぎないのがポイント。ボトムスには白パンやスリップオンを合わせてさらに優しさをアピールすると、上品にまとまりますよ。

バージンウールをベースにカシミアを6%織り交ぜたフランネル生地。思わず触りたくなるほどのしっとりとした質感が魅力です。天然のグースダウン入りなので保温力も抜群。

光沢が目を引くシルクで構築したキルティングベスト。ボリューム感を抑えたシルエットは、真冬時期のコートのインナーにももってこい。超軽量のテクニカルファブリックをライニングにあしらうことで、見た目では艶っぽさを演出し、同時に軽快な着心地も楽しめます。

シルク100%のボディ素材に、独自のレインシステム®加工を施し撥水性もプラス。首周りにはラムスエードで切り替え、襟の内側のヨークにはカシミアニットを配するなど、ラグジュアリー素材をふんだんに使った極上の仕上がりに。

極細の上質メリノウール100%で構築した一着。肌当たりが良い独自開発の生地は、ソフトな着心地とタフさを両立。スタンドカラー＆比翼仕立てにより、防風性もバッチリ。上品顔に仕上げられたダウンベストゆえ、男らしいデニムやカーゴパンツを合わせても、無骨すぎることはありません。

エルメネジルド ゼニアが所有する農場で調達した通称「アキル ファーム」は、服の製造工程で発生する繊維や生地を集積し上質なウールとしてアップサイクルしたもの。見た目の優しさにとどまらず、環境にも優しさを取り入れられます。