2018.11.14

【別注】一枚で差が付く、ミリタリーな逸品とは!?

星の数ほどいるイタリアの洒落者のなかで、ひときわ存在感のあるオヤジがアレッサンドロ・スクアルツィさんです。かねてからLEONが熱望していたこの方の愛用ジレを別注してしまいました！

CREDIT :: 写真／スナップ・仁木岳（siteniki.com)、静物・鈴木泰之（Studio Log）スタイリング／吉野誠　文／押条良太（押条事務所）

2018年12月号より

■Collaboration with“Fortela”（フォルテッラ）

タフにして品も色気もある
唯一無二のジレ

アレッサンドロ・スクアルツィさんといえば、イタリアファッション界で“ヒットメーカー”と呼ばれる凄腕の方。LEON本誌も10年にわたってお世話になっているこの方が以前、ピッティウオモで着用していたのが、自身が手がけるフォルテッラのジレでした。アメリカ軍のＭ-65を解体して仕立てたジレは、タフなムードのミリタリーサテンとフラップポケット、そしてイタリアンテーラードの気品が薫るシルエットが特徴。このアレッサンドロさんの真骨頂たるミリタリーとドレスを絶妙に融合させたデザインに小誌はひと目惚れしてしまったのです！

そこで今回は満を持して別注を敢行！「都会的なジレを」という要望をカタチにした別注ジレのキモは一点一点施される黒のオーバーダイ。シックな顔立ちもさることながら、ところどころに見られる地のオリーブ色のニュアンスが洒脱のひと言です。まさにモテるジレの究極型。この好機をお見逃しなきよう！

■ Designer Profile

デザイナー　アレッサンドロ・スクアルツィさん／世界を股にかけるファッションプロデューサー。ミリタリーを品良くこなす手腕はイタリア随一。自身が愛する’30～’40年代のヴィンテージウエアの要素と老舗サルトのクラシックテイストを融合させたフォルテッラの創業者でもあります。

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【Coordinate】

秋はアウター、冬はインナーとして大活躍

アウターとしてはもちろん、インナーとしても重宝するこの別注ジレ。アレッサンドロさんは、レザーブルゾンのインナーにも活用しています。クールなダブルのライダーズから、タフさと気品が溶け合うジレがチラリと覗く。もはやこなし全体からタダモノではないオーラが漂っています。インナーの白ヘンリーネックT、素足でローファーなど、重厚なこなしに軽さをプラスするテクも実に巧妙です。