2021.11.18

【お洒落テク】大人の色気を足すニットのこなし方とは？

見た目リッチで着心地良さ満点。冬の装いの中心を担える“主役ニット”には、男の色気をさりげなく主張できるこなし方があります。それは、肉厚なVネックニットにバンドカラーシャツを合わせる方法。素肌感が醸す艶っぽさと保温性を両取りできますよ！

CREDIT :: 写真／前田晃（maettico）　スタイリング／四方章敬　ヘア／SHOTARO（SENSE OF HUMOUR）　メイク／Ken Nakano　文／竹内虎之介（シティライツ）

快適な着心地とリラックスした雰囲気を併せもつ上質ニット。冬の装いの中心を担える“主役ニット”で色気をふんだんに演出したいなら、肌魅せ上手な肉厚Vネックが正解です。

ただし、素肌に一枚ではギラつきすぎるうえ、単品使いはちと肌寒い。そこで、インナーにバンドカラーシャツを一枚合わせるのです。すると、Vネックの素肌感はキープしたまま、大人の色気と保温性を獲得できるという算段。これが主役なシャツ盛りVネックです。

◆ ヴァレット

ユルリにしてクリーンなざっくりVネック

柔らかなウール糸を用い、ざっくりと編み立てられた畦編みのVネックニット。トロリとした素材のほどよい落ち感を楽しめる、ややオーバーサイジングのシルエットが特徴。現代的なフィット感をクリーンに纏える一枚です。

Vネックニットにシャツを合わせるのは苦手という方も多いはず。ですが、バンドカラーシャツならまるでヘンリーネックTシャツを合わせるようなこなれた感じで、シャツのもつ色気と品格を取り入れられる。だからオススメなのですよ。

◆ ドルモア

リッチな大人仕様の単色チルデンニット

太めのリブなどチルデンニットのディテールを採用しながらも、発色の良いブルーの単色とすることで大人のスポーティ感を表現したVネックニット。細かい菱形の編み柄もリッチなムードです。またドルモア得意のホールガーメントで着心地も抜群。バンドカラーシャツなら無地だけでなくストライプ柄とも好相性です。

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◆ ユーゲン

"男前カシミア"を用いたちょい浅Vネックニット

英国のトラディショナルなニットをベースにしつつも、どこかヌケ感のあるムードで仕上げられた一枚。Vの開きも浅めに設定することで若々しい印象を表現。素材はイタリア製の上質なカシミア100％ながら、シェットランドニットのような男らしい風合いに。カジュアルな黒デニコーデもシャツ盛りなら大人っぽくキマります。

◆ バトナー

カシミアさながらの上質素材が自慢の一枚

カシミアに匹敵するハイマイクロンのニュージーランドメリノウールを、カシミア同様に時間をかけて紡績し、さらにゆっくりと縮絨をかけたこだわりのニット素材を使用。肌触りの良さ、発色の鮮やかさ、そしてフリースのような膨らみ感を備えたバトナー自慢の一枚です。ボトムスに黒を選べば、ざっくりニットをモダンに魅せてくれます。

2021年12月号より
※掲載商品はすべて税込み価格です

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