カルティエとダミアーニのネクスト名品ジュエリーって⁉︎

長い歴史を誇り、古今東西にその名が轟く老舗ジュエラーには、やはり知名度抜群の名品ジュエリーが大充実しています。

そしてそんな老舗には、知られざる定番やローンチ間もない新作などなどネクスト名品候補もザクザクと揃っているわけで。そこで20年間磨いてきた小誌独自の審美眼により老舗ジュエラーからネクスト名品を厳選。

名品云々を抜きにしたって欲しくなる、さすがの逸品をご覧あれ。

『ジュスト アン クル』に『エクル ドゥカルティエ』『LOVE』コレクションなどなど、「カルティエ」はモテる名品ジュエリーの宝庫ですよね。世界中の王室やセレブリティから愛される名門ゆえ、当然といえば当然ですが、特筆すべきは数々の名品に伝統や名声に甘んじない反骨精神を感じさせる点です。

いや、伝統や常識を常に疑い、批判を恐れず革新を取り入れる反骨精神があるからこそ、王室にも愛される名門になり得たともいえるかと。

そんな風格と反骨精神とを兼ね備えることは愛されるオヤジにも共通することですが『クラッシュ ドゥ カルティエ』はその最新の手本。"相反するものの融合"がテーマであり、まさに名門の風格と反骨精神が融合。若造の粋がりとは別格な王道を知ったうえでの大人の反骨的ジュエリーは、モテるに決まってるでしょ。

伝統的な『クル カレ』と『ピコ』なるスタッズを融合したデザインは、伝統と革新、エレガンスとワイルドが同居。一点ずつ独立したパーツのピコが動くなど、細工の精緻さも白眉。

小誌の長寿連載である「ジュエリー連載」。その記念すべき一回目のテーマはなんだったと思いますか？

それはズバリブラックダイヤモンド。男性にとってダイヤを身に付けることが相当高いハードルだった当時、輝きもほどほどで何より不良っぽさがあるブラックダイヤはジュエリー入門編にドンピシャでした。

それもいまは昔で、ダイヤも余裕なオヤジは多くなりましたが、そんな貴兄に次なる一手としてぜひオススメしたいネクスト名品を「ダミアーニ」で発見。それがテニスブレスレット『ルーチェ』のブラックダイヤヴァージョンです。

定番のテニスブレスながら差別化できるのに加えスーツやタキシードなどにもリッチな不良っぽさを足せるという利点も。さらに通常のテニスブレスよりも断然付けやすいゆえ、一本備えておくと確実に重宝するネクストダイヤですよ。

今夏発売の新作である『ルーチェ ブラックダイヤモンド ブレスレット』。高度な技術によりすべての石座が動き、しなやかに手首にフィット。ダイヤがひと周り大きいヴァージョンもありますよ。

フォーマルからカジュアルなスタイルまで、コーディネートを問わず合わせられる汎用性の高さが魅力。また、細身ながら極上のダイヤモンドは別格の輝きです。