2021.11.30
フレッドとティファニーの注目ジュエリーで腕元を格上げ
老舗ジュエラーにはもちろん、アイコンとも言うべき名品が存在し、その技術やセンスの蓄積が次世代の名品を生み出す礎となっているのです。老舗の新作から注目すべきアイテムをピックアップしました。
- CREDIT :
写真/人物・前田 晃(maettico)、静物・鈴木泰之(Studio Log) スタイリング/久 修一郎 ヘア/SHOTARO(SENSE OF HUMOUR) メイク/Ken Nakano 文/竹石安宏(シティライツ)
王道ブランドの新アイコン候補! その2
そしてそんな老舗には、知られざる定番やローンチ間もない新作などなどネクスト名品候補もザクザクと揃っているわけで。そこで20年間磨いてきた小誌独自の審美眼により老舗ジュエラーからネクスト名品を厳選。
名品云々を抜きにしたって欲しくなる、さすがの逸品をご覧あれ(その1はこちら)。
Item 3
「フレッド」の新作『フォース10 ウインチ』
海とヨットギアという男らしいモチーフは「こんなジュエリーもあったのか」と凝り固まった偏見を解きほぐし、多くの男性がジュエリーの世界に一歩を踏み出すキッカケとなったんですね。いまではモテるオヤジ御用達な名品となったフォース10は、今年誕生55周年。
それを機に今季発売された新しいコレクション『フォース10 ウインチ』はその名のとおりウインチとケーブルがモチーフである生粋のメンズコレクション。フォース10より継承した骨太感とフレッドのエレガンスが融合していますが特筆はギアっぽい無骨さがアップした点。まさにオヤジ専用な次なる名品なのですよ。
骨太なラグジュアリーが新鮮です
男性向けゆえの抜群の付けやすさ
Item 4
「ティファニー」のゴールドな『ボーン カフ』
それはそれで当然ありなんですが、女性に比較的愛用者が多い抽象的意匠のジュエリーを男性が知らないままではもったいない。これを機に次なる一手として提案したいと小誌は思うのです。
で、その名品として女性には知られた存在が、「ティファニー」の『ボーン カフ』です。伝説的デザイナーのエルサ・ペレッティによる代表作であり波打つ有機的フォルムは、美しいのひと言。存在感も申し分なく、女性に対しての知名度は折り紙付きゆえ、次なるメンズジュエリーとしてお見知り置きあれ。
想像が膨らむ抽象的意匠を腕元に
意外にも使い勝手がいいんです
※掲載商品はすべて税込み価格です
■ お問い合わせ
ザ・スタイリストジャパン 03-3478-0144
ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク 0120-488-712
フレッド 03-6679-2011
ラウムス 03-6822-5306