王道ブランドの名品ジュエリーがアップデートして登場

長い歴史を誇り、古今東西にその名が轟く老舗ジュエラーには、やはり知名度抜群の名品ジュエリーが大充実しています。

そしてそんな老舗には、知られざる定番やローンチ間もない新作などなどネクスト名品候補もザクザクと揃っているわけで。そこで20年間磨いてきた小誌独自の審美眼により老舗ジュエラーからネクスト名品を厳選。

名品云々を抜きにしたって欲しくなる、さすがの逸品をご覧あれ（その1・その2はこちら）。

ジュエリーのなかでもネックレスはとりわけ周囲へ見せることを意識すべきと小誌は考えます。なぜなら指元や腕元と異なり、首元に付けるネックレスは付けてしまうと自分ではほぼ見えず自分で見て楽しむ要素が比較的少ないから。

そういった認識でネックレスを見ると選び方や名品たる基準も変わってきますが「ブルガリ」が誇る『セルペンティ』コレクションの新作ネックレスはまさに首元のネクスト名品といえるかと。

その名が表すセルペンティ（蛇）がモダンに表現されており、一見では指輪を通したリングペンダントのよう。が、実は内側にチェーンを通す小さなカンがあり回転を防ぐ仕組みになっています。

つまりいつなん時でも、蛇のダイヤが目立ち視線が釘付けになる仕掛けってわけ。老舗らしい細やかな作りはさすがでありまさに魅せる名品と言えましょう。

ラッキーモチーフの蛇を幾何学的に表現した『セルペンティ ヴァイパー』コレクションのネックレス。メカニカルなウロコは実にクールです。小粒ながらダイヤの上質な輝きにより、アイキャッチ効果は抜群ですよ。

小振りでこなしやすく、それでいて魅せる効果も十分。

この20年間でも多彩なジュエリーが登場しましたが、長年作り続けられているものは決して多くありません。ジュエリーとは長年付き合うもの。長ければいいというわけではないですがずっと作られ、支持されているものはやっぱり名品だと思うのです。

で2004年の登場以来、いまも作られイタリアオヤジの支持率も高いのがご存知「ブシュロン」の『キャトル』です。まさにそれはLEON的名品なわけですがただ継続しているだけではなくバリエを広げ、進化し続けているのがミソ。

例えばキャトルの象徴である4種類の装飾を4種類のダイヤモンドで表現した"究極のキャトル"は、ネクスト名品と呼ぶにふさわしい出来映えです。キャトルが登場した当時のアバンギャルドな衝撃を蘇らせる圧巻の存在感は、ジュエリー上手なオヤジこそ付けこなせるはずですよ。

ヴァンドーム広場に降り注ぐ陽光から着想した『キャトル ラディアント』のフルパヴェダイヤモンド リング。プリンセス、バゲット、大小ラウンドの4種のカットで格別の煌きを放ちます。